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「つくね、エルレとマンウィズと太宰とドラム」の話
大きな、櫓太鼓みたいなものを、めった矢鱈に打ちならすような音楽でもあったら、いまの僕のいらいらした気持にぴったり来るのかも知れない。けれども、そんな音楽は、世界中を捜してもないだろう。
「オーダーっ!『大きな、櫓太鼓みたいなものを、めった矢鱈に打ちならすような音楽〜!!』」
ちょっと、太宰氏……
それ……
コレじゃない?
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ちょっと前から
「ドラムをやってみたくない?」
という天啓がきていた……
1年くらい前から。
(ちょっと?)
コレ……
コレ……
出だし、すごい格好良くないですか……
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こんなの自分でドラムたたけたら……
めちゃくちゃ気持ちいいじゃろうなぁ……
と最初に思ってから、随分と月日は流れた。
仕事終わってからわざわざ……?
ドラムは、ハードル高いかしら……
それに、色々忙しいし……
色んな理由をつけて、取り敢えず保留にして1年以上。
なんと……
新しい職場は同じショッピングモール内にある……
即ち徒歩圏内。
つまり仕事帰りに寄れる!
そして……
ある日。
つくねはネットで
「夏の短期レッスン」
を見つけてしまった。
(行くしかない!さもなくば、一生ドラムを叩く事はないであろう!)
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己の楽な方に流れる具合は良く知っているものだから。
腹をくくって……
行ってきました。
「こんばんは〜」
「はじめまして〜」
から始まり
「何がきっかけでドラムレッスンに……?」
「MAN WITH A MISSIONのevils fallという曲のドラムが格好良くて……死ぬほど格好良いので、私もやってみたいなーと……」
「マンウィズ……格好良いですよね〜」
「ちなみに先生は何故ドラムを?」
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「学生の時にELLEGARDENに出会って……それまでは普通に流行りの曲とか聴いてたんですけど……『なんだコレ、めちゃくちゃカッコイイな』って……」
「んなーっ!!分かります!衝撃でしたよね!」
「だから、エルレが活動再開した時に気持ちがたかぶって……」
「はいはい!」
「YouTubeにエルレの曲で『叩いてみた』とかあげちゃいました……」
「そりゃ、そうなりますっ!」
先生は……
とてもイケメンです。
今はヒゲを伸ばしているようなので
(これ以上モテないように、だろうかなー)
と迷探偵つくねは推測しています。
一通り入口のお話が終わり、レッスンスタート。
両の手にスティックを持ち
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先生のお手本を真似て
ダンダンとスネアドラムを叩く。
「持ち方もそれで良いですし、手首もギュッとなってないので……バッチリです」
「やった……」
次に先生と一緒にリズムに合わせてハイタム、ロータム、スネアドラムフロアタムの順にダンダンダンダンダンと叩いていく。
「ピアノや吹奏楽されてたので、リズムも大丈夫そうですね」
「おおーっ、既に楽しい!」
「じゃあ次は……8ビートをやってみましょう」
「ほう……」
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右手 ハイハット・シンバル
左手 スネアドラム
右足 バスドラム
左足 ハイハットペダル(踏みっぱなし)
つくねも挑戦。
ダンダン……
「右手と左手が一緒になる!うわー!段違いに難しい!」
もう一回。
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今度は右足がおるすになってます!
もう一回。
踏みっぱなしの左足の力が抜けて
ハイハットシンバルがオープンの状態になり
シャーと音が鳴る。
「これは……マルチタスクが過ぎる!」
難しい!
だからこそ……
面白いっ!!
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そんなこんなしてるうち気づけば時間が。
「先生!最後に……ちょっとマンウィズのevils fall……叩いてみてもらったりは……」
「じゃあ、軽く〜」
さらっと聴いて先生が叩くと……
「うわぁーーっ!」
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「コレはちなみに……レベルは上級?」
「これは……派手に聴こえるけど、中の上くらいかな……」
「頑張ったら出来る……かも!」
どーしょう!
あんな格好良くドラム叩けるようになったら……
あんなの……
めちゃくちゃカッコイイぜ!?
そんなこんなで……
つくねはエアドラムの修行に励んでいます。
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本日も8:30〜
スタエフです!
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