企画参加〜「わたしのかばん」
毎日3つのかばんを使っている。
数年前のある日。
かっちゃんのお義母さんがすんごい素敵なかばんを持ってやって来た。
「ふわわ……何て可愛いかばん!」
「そう?こないだ近所のお店で買ったんよ」
「これは素敵ですよ……可愛すぎる……」
「そんな気に入ったんなら……つくねさん、使う?」
「えっ?や、そういう意味では……」
「そんな言ってくれるなら、使ってくれたら」
「いいんですかっ!?」
「どうぞどうぞ〜」
つくねはカワイイかばんをてにいれた!
ハリネズミのかばんは可愛いけど……
仕切りが一切ない。
本屋さんで働き出したので細々したモノを入れるのに
バッグインバッグが欲しい。
欲しいモノは取り敢えず、ネットで検索。
100均の黒色のが優秀、という記事が出てきた。
お隣のFさんと出かけた帰りにダイソーに行き店員さんに尋ねる。
「こちらです」
と案内された先にあったのは……
確かに、機能的であろうバッグインバッグ。
紛うことなき黒いバッグインバッグ。
一択。
「どう?」
「あー……うーん。いくつかある中から選びたい……」
「そっかー」
「もう少し……せめて色が可愛いのが欲しい」
ふと、Fさんが。
「あ!私そう言えば、数年前に買うだけ買って、全く使ってないバッグインバッグがあるんよ!」
「なんですって!?」
「良かったら、それ見てみて」
帰宅後。
「じゃあ、ちょっと待っとって〜」
「はーい」
しばらくして、Fさんがやって来た。
その手には……
めっちゃカワイイかばん!
「えっ……」
「これなんじゃけど……」
「はわわ……めっちゃ素敵やん!」
「本当?」
「こういうの!こういうのが欲しかったんよ……」
「なら良かった」
「もらっていいん?」
「うん。使わんままで捨てるのもなー、って忘れとったモノじゃし」
つくねは色や柄物ラブ。
かたやFさんはモノトーン無地ラブ……
と言うより色や柄物が苦手らしい。
「それにしても……Fさん。こんな柄物、苦手じゃろうに何で買ったん?」
「カバンの中って……黒くて暗いんよ」
「??」
「モノを探す時、明るい方が探しやすいかなーって」
「??」
「でも結局、チカチカするから微妙で使わんかった」
「……ゴメン。殆ど分からんわ」
最後にお財布とケータイとを入れるつくねの本命。
かっちゃんに買ってもらったかばん。
二代目B Soul Sisters。
お店で一目惚れ。
一代目が第一線で活躍し続けて、大往生を遂げ
(壊れて)
同じものを買ってもらった。
そんなこんなでウチの子三姉妹。
毎日
(ウッフフフ……可愛いゾ♥)
ってニヤニヤしているのだ。
とても楽しい企画に……
間に合って良かった……
メディアパルさん!
ありがとうございます!!