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noteを始めた理由

俺たちは
奇跡を起こすんだ

伊坂幸太郎 チルドレン

そもそも読書という行為が苦手だったのに、
書くという行為なんて以ての外です。

"読書感想文"なんてまともにやっていませんし、
数学の問題文も何を聞いてるのか、
わからなかったことがたくさんあります。

読解力が低すぎて問題に取り組む前に
"問題文でつまずく"というミラクルを多発。
何を聞かれているのかわからないのに、
答えなんて出せるはずもありません。

そんな読み書き苦手な僕が
なぜ、noteを始めようと思ったか
記事にしてみたいと思います。




あの時の経験を無駄にしたくなかった

それはそれは新卒で入社した会社で、
"1番早く出世してやるぜぇぇぇ!!!"と
それはそれはお盛んな時期でした。

よって、同期は敵。
誰よりも早く出社、
誰よりも早く仕事を覚えました。

出世街道というレッドカーペットを
己こそ走るまいと他の同期も皆必死。
そんな毎日を送っていた企業戦士。

その中の関門のひとつ
"本社会議への参加"というものがありました。

参加条件は書類選考。
毎回設定されたテーマについての自由記述式。
(ex.これからの多様性についてや、会社を取り巻く環境の変化など)

ご察しの通り、うまくいくはずがありません。
何度も受けては落とされの繰り返し。

”このままではいかん、何とかせねば…”と
思い、断腸の思いで苦渋の決断をします。

毎回参加している同期に頭を下げる

同期入社の超有望株のTさん。
毎回参加していて、周りの先輩方からも
一目置かれていました。

あまりにもうまくいかないので、
Tさんに「どんな感じで書いてるか、もし良かったら見せて下さい」と
頭を下げることに。

そしたらビックリするくらい
文章作るのが上手いんです。
僕とは段違い、月とスッポンでした。

素人目に見ても
"それは通るよね"という要素なかったんです。

井の中の蛙、大海を知りました。

毎回参加している同期に添削を頼む

ここで気づいたのが
上手くいっている人は
上手くいっている理由があること

あの時のお盛んだった心の炎は風前の灯火状態。
「すみません、そのマッチってどこでもらいましたか...」と
なんとか再燃の火種を探すべく、

マッチ売りの少女ならぬ、
ホットカーペット推奨委員会委員長のTさんに
僕が書いた書類の添削を頼むことに。
気付けばレッドカーペットからホットカーペットにいた。

さすがTさん。
とても心優しく、そして暖かく了承してくれました。

「あー、ここの文章いらないかもね。」
「あとこの話からこの結論だと、
何を言いたいのかわからなくなっちゃう。」
的確に指摘を下さるTさん。

「凄い...なるほど...」
チープな感想しか出ない僕。

結果的に会議には毎回出席できるようになった

そこから、海外への研修に参加する際も、
書類選考から始まりましたが、なんとか通過することに。
それもTさんのお陰です。

皮肉なことに同じ部署の同期は
僕を合わせて4人いたけど
僕以外の3人が見事に昇進しました。爆笑。
確かにみんなめちゃめちゃ優秀。
今も尚、活躍してるんだろうなぁ。

ノウハウ教わったからと言って
寺山修司になれるわけでもありませんが

それでもあの経験をそのまま放置しておきたくなくて、
始めてみようと思ったんです。

自分への議事録用とか、
似たような悩みを持つ方の少しでも参考になれば
グルグルもやもや色々ありますが、

やっぱり1番の理由は、
その経験を無駄にしたくなかったからです。

いつかTさんに
「記事みたよ!相変わらず滅茶苦茶だね!!」
と言ってもらえるよう
のびのび更新していきたいと思います。


それでは。

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