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タダでは転ばない、ちょっと愛おしい人生。
先日、勤続10年のリフレッシュ休暇取得の通知を会社から受け取りました。
これは「想像していなかった未来」です。
自分としては少し感慨深くこの10年を受け止めています。
折角ですので、この10年とその少し前を振り返ってみようと思います。
20代の私。
20代の頃、私はどちらかというと血気盛んに人生を歩んでいたと思います。
転職もしたし、海外生活もしたし、20代最後の年には、なりたい職業を見つけ果敢にチャレンジしていたなと思います。
”果敢にチャレンジ”の裏には今一度人生を見つめ直し、自分の人生をちゃんと生きようと奮起することがあったのは事実ですが、もともとの自分の気質も相まって、前を向き、新しい挑戦をし夢を掴もうと、スタートラインに立ったような気がします。
前職の経験を活かし、目下目指すは航空業界で働くこと、を目標にし、不定期に募集が出る航空会社の試験に挑んでいくことになるのですが、すでに前職は辞めていたので生活のために派遣社員として働き、夜は航空業界の試験に特化したスクールに通うという生活を選択します。
今思うと、とてもパワフルで希望に満ち溢れていたと思いますが、20代最後の年に航空業界を目指すとは、これも「想像していなかった未来」だなと思っています。
30代の私。
引き続き、派遣社員と航空会社の試験は続きます。
思いの外、長く続きます。
ずっと続きます。
満ち溢れていた希望が見えなくなる時もあったり、会社では派遣だからと蔑ろにされた時もあったりで、悔し涙を流すことも多々ありました。
それでも頑張れたのは一緒に頑張ってる仲間や応援してくれる家族や友達のおかげ。
そして何よりも、なにくそ⁉︎と、ふざけるな⁉︎と、ハングリー精神があった自分のおかげ、と思っていますが、それでも、いよいよ自分の中で夢の落としどころを考えなければならない時期が訪れます。
33歳の冬の試験を最後に、他の道を視野に。
夢半ば…です。
何をしたらいいのか、と思っていた矢先、派遣として数年勤めている会社から、正社員になって頑張ってもらいたいと打診がありました。
不思議なご縁とタイミングで、正社員になる決断をするのですが、それは必死に挑戦していたからこそ出来た決断だと思っています。
夢半ば、ではありましたが、金融業界にご縁があるのもまた、「想像していなかった未来」だったなと思います。
正社員になって10年。
正直、これがやりたい!と思って入った会社ではないので、色々な思いと向き合うことになるのですが、腐らず色々なチャレンジをしてこれたのは、周りの環境に感謝しかないと思っています。
キャリア形成の一部分については、『他人軸と自分軸』というタイトルで投稿しているので、ここでは割愛しますが、本当に頑張ってきたなと。
そして今の私。
20代、30代と、「想像していなかった未来」で溢れているなと、改めて振り返ると、愛おしく思い、グッと込み上げるものがあるな、と書きながら思っている今です。
きっと、40代、50代、その先も「想像していなかった未来」で溢れるんだろうなと、そこは想像するのですが、「私」を諦めずに、素直に一生懸命、目の前のことと向き合っていきたいなと思っています。
訪れるであろう「想像していなかった未来」に期待して、タダでは転ばぬ私に期待して、いつか振り返った時に、またグッと込み上げるものに期待して、人生を謳歌したい、今はそう思っています。
イメージのその先へ。
全ては自分次第。
私の「想像していなかった未来」は以上となります。
稚拙な長文で申し訳ございませんでしたが、
読んで頂きありがとうございました。