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就活雑記帳 #1 3つの目標

今回は就活中私が定めていた目標についてお話します。

終了までぶれずに意識し続けた具体的な目標は3つ

1.夏休みが終わるまでに就職or院進を決める

2.就職するのであれば,年末までに「就活の軸」を定める

3.3月までに内定を得る

結論,この3つの目標はすべて達成しています。

1に絡めて就活時に感じた,アカデミック界隈とのギャップについてもお伝えします。

1.夏休みが終わるまでに就職or院進を決める

就活を始めた当初,まだ私は就職or院進で悩んでいました。大学では3年後期より研究室配属が始まります。そのためお世話になる研究室に迷惑をかけないためにも後期が始まる前までには決断しようという強い意志がありました。「就職」を選ぶ決め手となったのは夏に参加していたインターンやセミナー。社会人のプレゼンに圧倒されました。本気で相手を分析し,本気のプレゼンをする。それが当たり前の世界。怠れば淘汰される世界。今までアカデミック界隈にしか触れてこなかった私にとっては衝撃的でした。研究者は情報を伝える相手やプロセスよりも内容に重きを置きがちなため、プレゼンの内容が伝わるかどうかは聞き手の能力に左右される風潮があります。他分野の発表,聴き手が学部生の場合など,知識の浅い状況は圧倒的不利です。私はその現状に少なからず疑問を抱いていましたし,夏の経験で社会との差異を見せつけられたような気がして非常に悔しかったです。本当に世間知らずだった。この事実から若いうちにより柔軟に学びを吸収していける環境に身を置かなければならないと考えました。よって特定の分野を極める「研究者」ではなく,就職してプレゼンも含めた多様な学びを続ける選択をしたのです。

2.就職するのであれば,年末までに「就活の軸」を定める

日系大手の選考が年明けから本格化することを見据えて年末までに「就活の軸」を定めるという目標を立てました。正直4月から始めたのでそんなの余裕だろ,と高をくくっていました。ところが夏に「就職する」と決めてからは「選考に通らなければならない」という壁が立ちはだかりスランプにも陥ります。事実私は秋が停滞期でした。ESや面接の主張の要となる軸については日系大手志望であれば年末までに定める,と宣言することをお勧めします。(外資・ベンチャーであればもちろんより早期に!)就活の軸を定めるには自己分析が欠かせませんが,その工夫についてはまたの機会にお伝えします。

3.3月までに内定を得る

これに関しては完全に私の趣味です。就職する,と決めたからにはもう学生生活が1年半しかありません。研究・自分磨きのための時間をできるだけ捻出したい,その一心でした。4年生の1年間はできるだけ自分のやりたいことのために時間を使いたいと考えていたのでこれはかなりのモチベーションになりました。停滞期からスパートをかけられたのもこの目標のおかげかと思います。

1でアカデミック界隈への違和感を述べましたが,私自身#0で述べたように研究自体が嫌いなわけではなく,むしろ知的好奇心を刺激してくれることに満足しています。大学で学べていることも幸せです。だからこそ,研究も中途半端で終わらせたくはないのです。1年という期限を決め,その中でやれることはやりつくして卒業したいと日々思っています。これから1年間の時間を院試勉強に吸い取られることもなく,丸々自分の研究に費やせると思うとワクワクします。

今回は就活時に特に意識していた3つの目標についてお伝えしました。もし共感できる項目があればあなた流にアレンジしてぜひ意識してみてください。

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