自分について考えたー単純で複雑
孫がいる。
コロナで会いに行けない期間が3年ほどになる。
かといって、淋しいわけでもない。
都会に住んでいる長男の家庭に
子どもが生まれるたびに手伝いに行ったが、
自分のいつもの生活圏以外で暮らすのが
一ヶ月も続くとストレスがたまる。
胃腸が悪くなり、ほんとに精神的にも
自分らしくなくなる。
帰る日、空から地元の景色が見えると
うれし涙がでる。
子どもができると、自分の親が
自分より孫をかわいいと思っていると勘違いしている。
それは違う。
母親にとっては、
自分の子どもが一番かわいいのである。
孫は小さいから、それだけでかわいい。
しかし、大人であっても私は息子、娘が
一番心配だし、かわいい。
孫は、子どもの二分の一。
これは本音。私の本音。
世の若いお父さんお母さん
母はあなたを一番愛しているのです。
あなたが幸せでないと、だめなのです。
あなたの幸せのために、孫のお世話をするのです。
私は、あまり世の中のおばあちゃんのように
献身的ではないかもしれない。
私は世話好きではない。
でも、お人好しで頼まれたら引き受けてしまう。
お人好しって「いいひと」という意味ではない。
引き受けて感謝されないと腹が立つから
断じて「いいひと」ではない。
腹を立てる自分はいやな奴だと思うけど
それくらい許してほしいとも思う。
人は、多面的なものだから、いろんな自分がおもしろい。
短所も長所も三人称で、人ごとのように
おもしろがって見ている。
今日は800字コラムに、怒りをぶつけていたら
江戸っ子のような口調になっていた。
風呂から上がった夫に、それを読んで
二人でゲラゲラ笑ったけど
自分が風呂に入って思い出したら悔しくて涙がでた。
やっぱり人間の感情は不思議だね。
多面的だね。
自分についての「問い」でした。
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