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ドーミーインは理想のビジホなのか?登山と温泉宿を愛する私のビジネスホテル考

ドーミーインはすばらしいホテルだが、私の理想とは異なる部分も実はけっこうある


「登山」と「温泉旅館」が好きで国内旅行ばかりしている私だが、ビジネスホテルに泊まる機会もそこそこある。

どんなときに泊まるかと言うと、まずは登山の前泊だ。土曜日の朝から登山をしたいけれど、登山口行きのバスに乗るためには早朝に東京を出発したのでは間に合わないことがあるのだ。
こんなとき、以前は夜行バスを活用していたが、あまりよく眠れないので登山に支障が出てしまうことも多かった。またコロナ禍以降は深夜・早朝に営業している飲食店が激減してしまい、早朝にターミナル駅で夜行バスを降りたあと、目的地に向かう電車やバスの時間まで時間を潰せる場所がない。それでここ数年は金曜の夜のうちに移動してビジホに前泊することが多くなった。

それから、特典航空券を利用した飛行機旅をするときだ。
土日休みの会社勤めの身なので、できれば土曜日の早朝の便を予約したいけど、ちょうどいい時間帯の便はすぐになくなってしまう。そんなとき「金曜日の最終便なら特典航空券で予約できる」ことがけっこうあるのだ。
それで前夜のうちに現地に移動してビジホに1泊し、翌日の朝から旅を始める、というプランをときどき組んでいる。
早朝出発の便を利用すると寝不足になってしまいがちだけど、前夜のうちに現地に着いていればホテルでゆっくり休息を取れるのもいい。

先日レポートを公開した北海道の山旅も、登山の前泊、かつ特典航空券を利用した飛行機旅だった。

また、帰りの便が午前中出発便しか取れなくて、旅行最終日に空港行きのバスが出る駅近くのビジホに宿泊することもたまにある。普段は温泉宿に2食付きで泊まることが多い私だが、そんなときはホテル近辺の飲食店で夕食を取るのが楽しみだったりする。

ビジホを検索する際にチェックするたった1つの項目

さて、私がビジホに泊まる際に何を重視するか。ビジホへの宿泊を想定してじゃらんなどで検索をかける際、チェックする項目はたった1つである。

「大浴場あり」

これだけ。
ちなみに大浴場ありにこだわる理由は、バストイレ同室のユニットバスが苦手だからだ。
先日の北海道旅でも「大浴場あり」で検索して、駅から徒歩圏内で最も宿泊料金の安かった宿に泊まったのだけど、チェックインしたらなんと客室内の浴室がトイレと風呂が別のセパレートタイプだった。

それなら大浴場付きでなくても良かったのでは……とも思ったけど、もちろん大浴場をありがたく使わせていただいた。

1番安く泊まれる「客室を指定しないプラン」で予約していたけど、広めのツインに通してもらったしすごく良い宿だったなという印象。また泊まりたい。JRイン旭川という宿です。

ドーミーインが多くの人に愛される理由とは?

客室のバスとトイレが別になっているホテルがあればそれでもいいけれど、ビジホではそういうところはかなり少ないし、やはり「大浴場あり」のホテルから探したほうが早い。
「大浴場がある」ことを売りにしているホテルチェーンは

・ドーミーイン
・スーパーホテル
・ルートイン

だろうか。APAホテルや東横INNでも大浴場がある店舗もあるけれど、ほぼ全店舗に大浴場を設置しているのは上記の3チェーンだろう。私自身もこの3つのホテルチェーンには何度もお世話になっている。

ここからは、ドーミーイン、スーパーホテル、ルートインの3つのホテルチェーンについて、私の好みや用途とどのぐらい合致しているかを検証していくがその前に。
タイトルで「ドーミーインは理想のビジネスホテルか」と大きく掲げていることもあるし、「ドーミーインのどんなところが多くの人に愛されているのか」について簡単にまとめておきたい。

ドーミーインのファンの方のブログなどを参考に、私自身の宿泊体験とも照らし合わせて「ドーミーインのここがすばらしい!」と言われているのはこんなところかなと考えている。

(1)露天風呂付きの天然温泉の大浴場がある
(2)大浴場は夜通し利用が可能(サウナは深夜利用不可)
(3)浴室のアメニティやドライヤーが高級感ある
(4)ウェルカムスィーツがある
(5)夜鳴きそばが無料でいただける
(6)乳酸菌飲料やアイスが飲み放題食べ放題
(7)各地の郷土料理が盛り込まれた朝食が豪華
(8)客室がコンパクトながら機能的で快適
(9)シモンズ社製ベッドなど寝具が快適
(10)館内着の着心地がよい

コアなファンの方には「もっとこういうポイントもあるよ!」と思われるかもしれないが、よく言われているのはだいたいこんなようなことではないだろうか。

ドーミーインで気に入っているところ、イマイチなところ

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