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高知県香美市の連休も1人で泊まれる穴場な温泉宿で、鰻と鮎と地酒を楽しんだ

連休中なのに、こんないい部屋に2食付き1万8千円で1人泊まれるなんて

「高知に行くなら泊まってみたい」と以前から思っていた「北川村温泉ゆずの宿」に念願の宿泊が叶った翌日。
朝から雨が降る中バスに乗り、ゆずの宿の最寄り駅である奈半利駅からまた、高知駅に戻る。

この日は3連休の2日目。
連休中は、シングルルームがある宿は別として、温泉宿に1人で泊まるハードルは通常の休前日よりも高くなるし、宿泊料金も高額になることが多い。高知はもともと温泉宿の少ない県だし、1人で泊まれる良さそうな温泉宿がなければ、高知駅前のビジホにでも泊まろうかと思っていた。しかし、よく探してみると、連休中も1人で泊まれて、宿泊料金も平日から1000円程度アップするだけ、という良さそうな温泉宿が見つかった。

最も安く泊まれる部屋なら、連休中でも2食付き12485円で1人泊可能
単純硫黄冷鉱泉の自家源泉を持ち、加温循環で提供している。
高知駅から特急で13分、各停でも28分の土佐山田駅が最寄りで、駅からはバスで10分ほど。運行本数もそこそこあって交通の便も悪くない。
全7室という規模感もちょうどいい。

ゆずの宿と違って有名とは言えない宿だし、レビューの評価も賛否両論。
だけど一読した感じでは、悪くなさそうな宿だと感じた。
建物は古いらしいけれど、リノベーションされた客室はかなり快適らしい。そして、そのリノベーションされた部屋にも、連休中にもかかわらず2食付き1万8千円ほどで1人で泊まれる!というわけで、今回の宿泊を決めた。

高知駅から比較的便が良い場所にあるので、14時13分発の特急に乗れば15時少し前に宿に着ける。高知駅で2時間半ほど時間が空いた。

駅から徒歩20分ほどの場所にある「ひろめ市場」にでも行ってこようか?
とも考えたけれど、今日が連休の中日であること、朝から雨が降ったり止んだりしていることなどから面倒になってしまい「昨日も酒を飲んで早く寝てしまったし、少しブログを書く時間を取りたい」と思って駅ナカのカフェに入ることにした。

シフォンケーキとアイスコーヒーを注文する。

地元の人と観光客が半々ぐらいのお店で、あまり混んでいなくて気楽で良かった。

14時を過ぎたので自由席特急券を買って駅のホームに向かい、岡山行きの特急「南風18号」に乗車。

アンパンマン車両だった。岡山までアンパンマンと一緒に行くんだね……。

13分の乗車の後土佐山田駅で下車し、駅前からバスに乗る。

バスもアンパンマン車両だった。
バスに乗っていたのも10分ほどで、電車からバスへの乗り換えの待ち時間も短くスムーズ。

予定どおり、15時少し前に最寄りのバス停に着いた。
バス停の周りに田んぼしかなくて「宿はどこに?」と一瞬思うが、振り向くと大きな看板が見えた。

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