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旅先にてひとり

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旅先での出来事や旅先で考えたことを書いた、エッセイのような旅行記のようなもの。ひとりで山を歩いたりひとりで温泉宿に泊まる旅が好き。おいしいものとお酒とコーヒーが好き。観光はしない。
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#登山

登山客は温泉宿で敬遠されがちという事実

薄々そんな気はしていたのだがやはり、そういうことはあるらしい。

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屋久島ひとり旅をもっと楽しむために気をつけたい7つのポイントまとめ

今から10年前の2014年に、5泊6日の旅程で屋久島に滞在した。 私は気に入った場所には何度も繰り返し訪れるタイプの旅行者で、屋久島同様に「登山が楽しめる離島」である利尻島には2年続けて訪れている。 しかし、屋久島には再訪することはなく、再訪の計画を立てることもしないまま10年間が過ぎた。 どうして「また屋久島に行きたい!」と思わなかったんだろう。 10年も経ったので自分でもよくわからなくなってしまい、残っている写真を頼りに5泊6日の行程を思い出してまとめてみたのが以下の

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雷鳥との遭遇、下山路ではピザとソフトクリームを楽しみ、そして平湯温泉へ

温泉宿と山小屋を泊まり歩いた2024年4月のひとり温泉登山 3日目ゴールデンウィーク前半の登山。 前泊で上高地に泊まって、翌日蝶ヶ岳ヒュッテに泊まった3日目のお話。 この日は5時ごろに日の出の予定だったので4時半に起床。蝶ヶ岳ヒュッテは小屋の目の前で日の出も日の入りも見ることが出来て、山頂もすぐそこという抜群のロケーションなのがありがたい。 ごそごそと身支度して5時少し前に外に出るが、地平線のあたりにちょうど雲がかかっていたので、これはあまりきれいな日の出は見れないかな…

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また、どこかの山で。

8月6日(日)山小屋で迎える朝。 午前4時に起床し、身支度を整えて日の出を見に外に出る。 今回の宿泊地では、小屋やテント場の目の前では日の出を見ることができず、10~15分ぐらい登った小さなピークまで移動しなければならない。標高3000メートル近い高所で、目覚めたばかりの早朝にそれをやるのはけっこうきつい。見れるか見れないか微妙な曇り具合だったらもう、見に行かずダラダラしていようかな……などと考えていた。 しかし、目が覚めて外を見るとすばらしくいい天気!なので重い足取りで

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花と雨と虹と

8月5日(土)前泊の宿はバス停から徒歩5分なので、朝5時に起きれば間に合うと思っていたけれど、4時過ぎには他の部屋に泊まっていた人が起き始めて、廊下の足音で目が覚めてしまった。山小屋の朝のようだ。 昨日買っておいたおにぎりなどで朝食を済ませ、バス乗り場へ。 天気が良さそうなのでバスが混むことを心配していたけれど、ほどほどの混み具合で無事に登山口へ。 前回登ったときは夜行バスの毎日あるぺん号を利用したのだけど、やはり前泊したほうがよく寝れるな……と思いながら歩き始める。夜行

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前泊の宿にて

8月4日(金)明日からの登山に向けて、登山口行きのバスが出るバス停近くの宿に前泊する。 現地に着くのが21時ごろなので、新幹線を降りた駅で夕食を。 蕎麦屋にでも行こうかなと思ったが、けっこう並んでいたので定食屋に行き、ちょっと豪華な丼などいただく。 それからコンビニに行って行動食や明日の朝食を買い、Suicaで会計し終わってから 「あ!1万円を崩しておかないと、明日バスを下りるとき困りそう!」 と思って、ヤクルト1000を1本だけを現金購入し、バスに乗った。 登山口

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山を歩き、帰りにいい感じの居酒屋を見つける

7月30日(日)山麓の宿にて6時に起床。6時30分から予約しておいた朝風呂に入る。 こんな広くてすばらしい浴室を1人で貸切利用できるなんてありがたいことだ。 朝食は7時30分から昨夜と同じレストランで。新鮮な野菜とミネストローネとフレンチトーストという、理想的な朝食だ。りんごジャムも手作りだそう。 食後のコーヒーまですべておいしかった。 今日も明日も、午後から雨マークはあるものの概ね良い天気の予報で、この宿を予約していなかったら山中に一泊してもっと難易度の高い山に登る

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ひたすらおいしい日曜日、アイスコーヒーを飲みつつさわやかに帰宅

7月23日(日)土曜日のうちに登山して、登山口にある温泉宿に泊まったので今日はもう帰るだけである。 朝食はバイキング。なんとなく山の温泉宿らしいシンプルなバイキングだ。よく見ると昨日の登山時の弁当のおかずに入っていた「卵焼き、焼き鮭、ハム、ソーセージ、唐揚げ」がオールスターで揃っていて「なるほど」と思う。 キクラゲとさつま揚げとこんにゃくの煮物が不思議とおいしかった。 朝食後はもう1度お風呂に入り、10時にチェックアウト。11時に出るバスの時間までそのへんをぶらぶらして

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スマホの電波がない温泉宿に1人で泊まるとき、何をするか

7月22日(土)早朝に家を出て朝一番のバスで登山口に向かい、登山口にある温泉宿にまずは荷物を預ける。 日帰り登山をした後に温泉宿に泊まるプランで、この週末は旅をする。公共交通機関利用だとどうしても登山口に着くのが遅くなってしまうから、初日に登山をして、下山後に温泉宿に泊まるのは難しいことが多い。泊まれるけど、チェックインが遅くなってしまったりとか……。 けれど今回の旅は「登山口に温泉宿がある」という最高の立地と、バスのダイヤと、山での行動時間がそれほど長くないなどの条件が噛み

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