私が、私にしようとしてた本当のこと

もう何度ルーズリーフに書いたかな
何度心のなかでつぶやいたかな

「私が一番に知っていてあげよう」
私の中の
こわい、かなしい、さみしい、わびしい、こころぼそい、ほんとうはいやだった、ほんとうはおこってる
「いつも一番に見つめていてあげよう」

このnoteにも書いたことがあった

それでも相変わらず
くるしいな、緊張するな、こころもからだも硬直してるな
息がくるしくて咳が出る
ヒステリー球まだまだ治りそうもないな
やっぱりどうしても人がこわいや
どんどん湧き上がってくる

自分が一番自分をわかってあげることで
心の安全基地をつくれてるはずなのに
なんでこんなふうになってしまうんだろう
もう何をしてもだめなんだ
途方もないきもちだった

でもちがった
ふと気づいた

私は、私の感情をすべて受け入れることで
この心身が癒されて
歯車がうまくまわり出して
私の希望している私、になっていくストーリーを
ほんとうは思い描いてた

そうやって
私が、今の私を一番受け入れてなかった

それを
私がちゃんと見ていた、見抜いてた

それを一番悲しんでたのが、私だった

じぶんとの信頼関係が、水面下では切れてしまってた

やっとわかった

だから決めた
もう
直らないし治らない自分、を生きる

くるしくなったときは
「この、くるしくなりやすい自分を生きる」
こころのなかで
そうつぶやくようになった

持って生まれたこの気質を生きる
この癒やされにくい心身を生きる
この不安だらけの私を生きる

幼少からの
この、癒えない傷を持ったまま最期まで生きる
この、おさまらない怒りを持ったまま最期まで生きる

これは愛かもしれない
自分への、ほんとうの愛かもしれない

人間不信な今の私を、それでも人と関わりたい私を、どうしてもうまくできない私を、
もうぜんぶ許してあげよう
困ることがたくさんあるかもしれないけど
そういう私のままで、ただただ生きよう

ふと穏やかになっていく感覚があった

自分の寂しさと繋がれば繋がるほど
あの人の寂しさも見えてくる気分

自分の恐れと繋がれば繋がるほど
あの人の恐れも見えてくる気分

自分と繋がれば繋がるほど
あの人との繋がり方もわかってくる気分

誰とも上手に繋がれなかったから
最後に残ったたった一人と、私と、繋がった

今日も
ただ安心したい
ただ愛を感じたい
ただ素直でいたい

愛を知りたい、思い出したい
育みたい
まずは、このこころのなかから
すべては、このこころのなかから