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暇なコーヒー屋は、店をサボって山田錦を刈りに行った。

ツキシマでーす。

最近登録した SMOUT 経由山口県の萩市のイベントに参加してみたので、参加レポートを書いてみます。結論から書いちゃいますが、とっても楽しかったので、みんなもいろんなイベントに参加してみたらいいですよ!

コーヒー屋を休みすぎよ。


参加前:「萩市」の名前は聞いたことあるけれど、一度も行ったことはない町でした。

参加前は、なんとなくの町の場所(山口県の上の方?)くらいしか知らなかったんですが、下のリンク先のイベントが面白そうだったので参加ボタンを押してみました!

写真は田植えだけど、今回は稲刈りですね。


1日目前半:町歩きと酒蔵巡り。

萩には酒蔵が多くあるとのことで、町中のアーケード街にある岩崎酒造さんからスタート。

案内してくれたヨシダキカクの吉田さん
長陽福娘が代表銘柄の岩崎酒造を見学。(社長兼杜氏の岩崎さん)
話が上手すぎて、2日間通して説明させられまくる岩崎さん。
おいしいので、なかなかの量を試飲しつつ。(長陽福娘)
萩中心部はコンパクトなので、みんなで次の目的地まで寄り道しながら徒歩移動。
本日2軒目の酒蔵、中村酒造さん。
自動醪搾機の説明。
しろうお漁が盛んな姥蔵運河にあるので「しろうおの里」。
とってもおいしい「宝船」。(また飲んでる。)
途中、船で移動したりして。(鶴江の渡し
とっても素敵なポートサンスタンドさん。
築200年の建物を改装したレストランの舸子176
中村船具店で明治や大正あたりの船内道具を見学。(写真は手動霧笛)
かと思えば、町家には近代的な施設も。(山口大学サテライトラボ萩)

まだまだ紹介しきれないほど、魅力ある場所がたくさん見つかる町歩きでした。


1日目後半:バイク屋さんでパーティーと宿泊。

宿泊や飲み会はバイク屋さんで。

バイク屋の二階にある宿、バイクヤノニカイ
バイク屋さんの一階の一部はバースペース。いろんな酒蔵さんが、お酒をたくさん持ってきてくれました。
澄川酒造場さんの東洋美人で乾杯!

萩のお酒は地理的表示であるGI(ジーアイ)の認定を受けており、原材料や取水場所に厳格な基準を設けることで地域ブランドを守っております。

・・・という話を聞いた気はするんですが、記憶が怪しくなるまで飲んで食べて話して1日目が終了・・・


2日目前半:酒米の稲刈り。

バイク屋さんで朝ご飯までいただいて出発!二日酔いの人もいるけど頑張って!

いつも挨拶させられる岩崎酒造さん。
鎌ゲット(萩酒米みがき協同組合の山田さん。)
みんなで山田錦の稲を刈る。
ザクザクいい音。
広すぎて終わる気がしない。。(農家さんの凄さを知る。。)
昼は外でおにぎり。(ものすごくおいしい!)

人力の方は全部終わらなかったけど、それを横目に別の田んぼではコンバインが凄い速さで仕事をしていました・・


2日目後半:とう精工場の見学。

とう精は米を磨いて中心部の芯を残す工程なので、酒米の精米ですね。漢字だと搗精(とうせい)と書くらしい。

巨大な搗精機。
平成30年にこの施設が完成したことで、酒造りの全工程を萩で行えるようになったとのこと。
精米歩合の調整も細かく可能です。
磨いたあとの糠も、活用できるものは活用しているそう。
全日程終了!2日間ありがとうございました!

終わった後もヨシダキカクさんの車でのんびりドライブしながらみんなで雑談したのも、とってもいい時間でした。


まとめ:こういうイベントを実施できる町が、楽しく暮らせる町なんじゃないだろうか。

萩市は、今回みたいな「関係人口」を増やす取り組みを積極的に行っていて、一緒に今回のイベントに参加した人の半分くらいが別イベントからのリピーターで、既に萩のファンだったのが印象的でした。

関係人口って言葉はあんまりピンとこなかったのですが、今回のイベントを通して、町の外にもファン層が多ければイベント企画側も楽しいことを考えられそうですし、多くの人が面白い地域・遊び場として認知すれば移住や創業なんかも自然と増えていくんじゃないかな、と感じました。(そして、なるほどこういう狙いかと感心しました。)

リピーター犬。


この2日間で、私の中の萩は「行ったことのない町」から「好きな町」に一気にランクアップしたので、みなさんも面白そうなイベントを見つけたら仕事なんてサボって参加してみたらいいですよ。



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