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短い映画感想『夜明けのすべて』
人が人のことを思いやって助けるということ。
鑑賞しながら人の優しさを思い出した。と、同時に近年の自分を省みた時に果たしてそういう心持でいれたかと自問した。特に職場の描写で思った。形式化した気遣いはやはりなくてもいいと思うけど、そんなものではなくて、ただ自分がそうしたいと思って生ずる優しさは、やはり人が人であるゆえんを感じる。
「人にやさしく、自分のできる範囲で」を心に掲げようかな。
あと、監督から観客への信頼よ。余白がいいな。
ラストのノートの読み上げも心地よい。
劇的なことが起こるわけではないのに、自分の心はしっかりと動いた作品だった。