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ロシアンブルーと読書 -18日目-


吾輩は猫である、ワン。
こういう写真をみると、なんで文豪が猫を好きだったかわかる気がするワン。

①内村鑑三「代表的日本人」
②ジャック ドンズロ「社会的なものの発明」
③カマラ・ハリス「私たちの真実」


41冊目  内村鑑三「代表的日本人」

いまさらではありますが。
まことに名文です。こんなによみやすく、底の深い文章を書ける内村の底知れぬ力。
「人」を語りながら、語られるのは内村自身、です。
「西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人」
西郷の章は泣けてきます。
日蓮上人は今年降誕800年。猿之助が演じて、歌舞伎もやっているところ。


42冊目  ジャック ドンズロ「社会的なものの発明」

本文もいいけど解説に出てくるインタビューがなんとも、いい。
アカデミアのエリート家庭と関係ないところで育ったドンズロ。

「社会学は当時、ブルデューやパスロンがいたから上げ潮にあった。ただ、高等教育が社会的再生産の場になっているという彼らの主張は、カッコいいけれどもウソくさかった。」 

ハビトゥスが、なんぼのもんやねん、てか。


43冊目 カマラ・ハリス「私たちの真実」

写真を見ているだけで幸せになる。
アメリカン・ドリームってあるな、やっぱり。
アカデミア出身の両親とはいえジャマイカとインドの血を引く少女が、実力で副大統領にのぼりつめる。
いい国だ、やっぱり。
行ったことないけど、アメリカ。
個人的には50過ぎて幸せな結婚をしているのがほんとうにすてき、と思う。

光文社は確か、ヒラリー・クリントンも、出していた。


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