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詩|泡のような淡い恋


会えないまま
また季節をひとつ
越えようとしている

水色と桃色が混ざり合う空の下
涙がぽろぽろと頬を転がり落ちて
たとえばその涙の粒が真珠になって
あなたの足元までころころ転がって
あの大好きだった手のぬくもりを
もう一度感じられたらもうわたしは
それだけで幸せでいられるのに

そんな泡のような淡い恋と迷走する



泡のような淡い恋 / 月乃



あしたもあなたにイイコトがありますように


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