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文学フリマ東京39参加に至るまでの遠い道のりの、最初の始まり(1)
とつぜんですが、宮崎県の高千穂峡近くに、荒立神社(あらたてじんじゃ)という、芸能と縁結びの神様として有名な神社があります。
3年ほど前に、その神社を旅行で訪れた私は、
「小説も芸能の一種やろ!(独断)」
と勇んでお守りを購入しました。
以後、そのお守りは、消費期限を無視して、リビングにずっと飾ってあるのですが、もしかしたら文学フリマに参加できるようになったのは、このご利益のおかげ!?かもしれないと、今うち震えています。
(☝の写真は、『茅の輪くぐり』の輪っか作成中の写真。荒立神社のお祭りでは、この輪を直立させ、なかをくぐると幸運が訪れるそうです)
まぁ、3年前といえば、私はまだ、ほとんどちゃんとした小説を書いたことがありませんでした。
小さいころから作家というものに憧れてはいて、何度か書こうとしてはみたものの、最後まで書き上げることができなかったわけです。
しかし、「星々」のワークショップに参加し、グループ創作で連帯責任の縛りに拘束されて、もとい、グループの励ましに力を得て、初めて最後まで書きあげることができました。
それが幸運にも最優秀グループに選ばれ、雑誌「星々」に掲載までしてもらいました。
いま思えば、この「星々」を主宰している、ほしおさなえ先生をはじめ、スタッフやグループのみなさんに出会えたことが、私にとっての大きな一歩になりました。そう考えると、やっぱり、芸能に縁結びは必要不可欠なんですなぁ。
なお、その講座では、ほしお先生が、物語の最初の設定の考え方から、プロットの立て方まで懇切丁寧に解説してくださいました。そのおかげで、物語の構造について学ぶことができて、自分でお話を組み立てられるようになったのです!
わーい🙌
なお、以前のワークショップは、現在は小説講座として継続されています。
まじで、おすすめです!
この講座の自己紹介のとき、わたしは、
「小説を書こうとしたことはありますが、最後まで書いたことはありません。ほぼ、まったくの初めてです!」
と、威張っていましたが、ちょっと嘘つきました(てへ)。
ほんとうは、1作だけ、中途半端な作品を書いたことがあったのですねぇ。
というわけで、ここから私の執筆歴の話になるのですが、すでに話がそれまくってしまいましたので、物書きはじめてチャレンジは、明日書きます!
ではまた。