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適正体重について考えよう

こんにちは!tsukikoです!
管理栄養士として、
ダイエットサポートや栄養指導の仕事をしています。

突然ですが、自分にとっての適正体重って
何kgくらいだと思いますか?

ヒアリングの際にはお客様に必ずそのあたりも
深く伺うようにしています。

それは、その体重を目指そうということではなく、
その方の価値観や目標に対する意識をすり合わせるため
というのが大きな目的です。

人それぞれ考え方も感じ方も違い、
体質も違う。
同じ体重でも見た目がぜんぜん違って見えることは
周知の事実ですよね。

よくあるBMIですが、
おさらいのため計算式を掲載します。

もう知っている、という方は
どうぞ途中まで飛ばしてください。

一般的には、適正体重の計算や判定について、
学童はローレル指数を、
成人は、BMI(Body Mass Index)を使って考えられることが多いです
(幼児はカウプ指数を参考にしますが、今回は省略します)

学童(小・中学生)
ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)の3乗 × 10

「ローレル指数」に基づく肥満・やせの判定基準
100未満 やせすぎ
100 ~ 115未満 やせぎみ
115 ~ 145未満 普通
145 ~ 160未満 太りぎみ
160以上 太りすぎ
 ※日本医師会

成人
BMI=体重(kg)÷ 身長(m) ÷身長(m)

「BMI」に基づく肥満・やせの判定基準
18.5未満 低体重(痩せ型) 
18.5〜25未満 普通体重
25〜30      肥満

日本肥満学会では、BMIが22を適正体重(標準体重)とし、
統計的に最も病気になりにくい体重とされています。

少しかための文章が続きましたが、、、
この計算式から何がわかるでしょうか。

そう、
計算式に出てくるのは身長と体重のみになっていて、

脂肪や筋肉などについて考慮されていませんね。

体重は、大まかには、
体脂肪、骨、筋肉、水分(+飲食物)の重さを合わせたものです。

バレエをしたり
ダンスをしたり
活発に動いたりするために
必要な筋肉や骨は
体脂肪に比べて重い
ので

しっかりと踊れる身体は
見た目は引き締まっていても
時として重くなる
ことあります。

また、体脂肪にもたくさんの役割があり、
こちらも健康的に永く踊り続けるには必要なもの
です。

そう考えれば
体重という数字はあくまでも目安に他ならない
ということがわかりますね。

ダイエットの目標を体重にする方、本当に多いです。

一番わかりやすいと言えばわかりやすいのですが・・

それだけにとらわれるのは決しておすすめしません。

バレエダンサーの方にとっては特に!

体重を減らすことを第一目標にして
踊れない身体になってしまったり
笑顔が出なくなってしまったり
将来に響いてしまったり・・・

間違ってもそんな風になってもらいたくありません。

体重はあくまでも目安と考えれば
体重の増減に一喜一憂することなく
本当に目指したい自分にまた一歩近付けますよ♪

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