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自分に飽きないで


自分が1番時間を使っているのは学校でも、仕事でも趣味でも睡眠でもなく自分自身だ。

自分とは24時間365日ずっと一緒にいるのに自分が何者なのか、どんなところで輝ける人なのか全然わからない。

たまにテレビで見る若くして何か凄い発見や結果を残したり、オリンピックを目指しメダルを取っている年下の人を見ると、
「なんでその歳で自分の活かし方知ってるんだよ」と羨ましくなる。


27年間生きてきた僕でも自分の活かし方どころか、自分がどんなことで傷つくのか、どうしたら傷が癒えるのか、何に生きがいを感じるのか何もはっきり分かっていない。こうしてほぼ毎日noteを書いて100日以上経っているのに正直、思考や心の成長はほぼない。
(サラっと継続自慢)
出来ているのは思考と心の整理だけ。


自分と一緒に生きるのというのは、激ムズゲームをプレイしているような、一部の人はどハマりするけどほとんどの人には難しすぎてすぐ飽きる。
そして、そのコントローラーは決して手放すことはできない。

僕達はそのコントローラーを手に取ったまま食事を取り、遊び、勉強し、寝る。


そして、ずっと自分というゲームをプレイしているとなかなかクリアできず諦めそうになる瞬間がたくさんある。
どんな人も1度や2度では諦めずなんとかクリアしようとするがそれが何度も続くとクリアすることを諦め、先に進むことを諦め、今いる場所で楽しもう満足しようと考えるようになる。


最初のうちは頑張らなくてよくなったから気持ちが楽になり楽しくゲームをプレイできて、
「これが自分の生き方だったんだ」
なんて勘違いするかもしれないが環境も持ち物も何も変わらなければ必ずいつか飽きる。


自分が頑張らなくなると、先に進むことを諦めると、自分が変わることも、環境がかわることもなくなるので必ずいつか自分に飽きる、人生に飽きる。


頑張るなんて言葉は単純でありきたりな言葉で辛いことだけど自分を楽しませ充実させる為には欠かせないこと。

自分に飽きないために唯一できること。


それは仕事を頑張ったり、夢に向かって頑張るだけでなく。
人に優しくすること、思いやること。
自分の感情をコントロールすること。
家族、恋人を大切にして楽しませること。
部屋を綺麗にすること、清潔感を保つこと。
ちょっと節約すること、贅沢すること。
全て人生を頑張ることに繋がると思う。


あらゆることを頑張って自分を楽しませる努力をする。
楽な道と辛い道があったら辛い道を通った方が自分を楽しませることが待っていることが多いい、後悔が少ない。


目先の欲望に負けず、目先の楽を取らず、頑張り続ける。そして頑張ったあとはちょっと自分にご褒美をあげる。
そして、自分を想ってくれる人を大切にし優しくすること。

これが自分を楽しく生きる為、自分に飽きない為に大切なことだと思う。


自分を生きることは辛いことばかりだ。
でももうそんなことは長く生きていれば当たり前のようなものだ。周りが良く見えてしまうかもしれないけど周りの人もきっと辛いことばかりだ。


必死に生きる。

必ず死ぬのに生きる。

すごく矛盾しているようだけどすごく生きる上で理にかなっているようで好きな言葉だ。



ご拝読頂き感謝合掌( ✋˘ ˘👌 )





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