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書籍情報

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小社刊行の書籍について。 目次やまえがき、あとがき等。
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#訳者あとがき

ネコ学―訳者あとがき

 巷には、猫に関する書籍があふれている。小説やエッセイを除いて、飼育に関係する実用書だけ…

築地書館
3か月前
4

互恵で栄える生物界―訳者あとがき

本書は、クリスティン・オールソンによる『Sweet in Tooth and Claw - Stories of Generosity …

築地書館
4か月前
2

土と脂―訳者あとがき

 本書は、デイビッド・モントゴメリーによる土と農業と人間の関係を探求する著作の第4作であ…

築地書館
6か月前
6

再現!古代ビールの考古学―訳者あとがき

「人類は遥か昔からずっと発酵飲料を作って飲んできた」という持論のもと、我々の祖先たちが堪…

築地書館
8か月前
3

脳科学で解く心の病―訳者あとがき

 本書の著者エリック・カンデルは、脳神経科学の代表的な教科書『カンデル神経科学』の主要な…

築地書館
10か月前
4

計測の科学―訳者あとがき

 いまの私たちの生活には、数字の存在が欠かせない。たとえば時間。一日のスケジュールはおお…

築地書館
1年前
2

僕が肉を食べなくなったわけ―訳者あとがき

 白状すると、この本を訳しながら、私は翻訳をお引き受けしたことを後悔していた。本書がつまらないからでも、本書の主張に賛同できないからでもない。逆だ。筆者が次々と繰り出す「事実」の、有無を言わさぬ説得力に圧倒され、筆者の主張に賛同しながらも、この本に自分がどこまで影響されたいか、賛同したからと言って本書の主張を自分がどこまで実践できるのか、自信がなかったからだ。言い換えれば私は、あとがきにいったいなんと書けばいいか、皆目わからなかったのだ。  筆者はヴィーガンになれと言う。で