![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123455083/rectangle_large_type_2_42500f8ff24038c92e8546d5d30fd83a.png?width=1200)
初めて神保町に行った話
東京滞在中、予定の合間に寄る場所を探していたとき、ふと思い出しました。「古書の街」「本の街」といわれる神保町のことを。
少し検索してみると、なるほど本屋がたくさん。もはやどこに行ったらよいかわからない。と、いうわけでゆるく募集してみました。
「おすすめ」でなくていいので「好きなお店」を知りたい。
【ゆる募】
— つっきー(箱山康子)校正者 │ 校正ラボ運営 (@tsukiinet) November 18, 2023
東京に行くときに神保町に行ってみたいと思っているのですが、「私はここが好きだ!」という本屋さんを教えてください。
調べてみたら予想以上にたくさんあって困っています笑
おすすめしてもらった本屋はすべて寄ってきたので、防備録も兼ねて書きます。
本当に猫だらけだった猫本専門店「神保町にゃんこ堂」
校正とか全く関係ないのですが、にゃんこ堂とブックハウスカフェが好きです。どちらもほっこりの中に発見みたいなのがあって面白いです。
— がちゅこ (@mio_tamanyan) November 18, 2023
神保町に向かったのは夕方だったので、閉店時間が早いお店から寄ることに。まずは18時閉店の神保町にゃんこ堂へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1701584668314-48Y5cu6vKy.jpg?width=1200)
本当に猫だらけでした笑 こういう専門店があるんだなぁと感動するレベルです。
ここでは猫好きの娘へのお土産を買いました。ブックカバーも味があって、自分用の本も買えばよかったとお会計をしながら思うほどでした。
レジにいた方が(店主さんかな?)とても穏やかな笑顔の方で、少しお話もしてきました。こういう小さな専門書店がある街っていいなとほっこりした気持ちになりました。
ところどころに思わず買ってしまいそうになるグッズがある「Book House Cafe」
次はこどもの本専門店です。こちらもがちゅこさんおすすめのお店。
![](https://assets.st-note.com/img/1701585446225-tbBbBYEr38.jpg?width=1200)
絵本がメインのお店なのですが、ところどころに置いてある小物や文具類がかわいくて、、ある意味危険なお店でした笑
ここでは息子へのお土産を購入。息子お気に入りの「100かいだてシリーズ」のミニサイズがあったので買いました。持ち歩きによさそう。
棚一つひとつに個性が詰まっている共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」
棚ごとに店主が違う共同書店で、一般の新刊書店に置いていないような掘り出しものが見つかって面白いです!棚ごとの個性を見比べるのも楽しい。作家さんが店主をしている棚もあります。
— 川瀬ゆう/ライター (@kawase_kawa) November 18, 2023
※お会計は電子マネーのみhttps://t.co/9PRFRX3YOU
別のお店に向かう途中、ふと他のところとはちょっと違った雰囲気を醸し出すお店があるなと思ったらPASSAGEでした。
それぞれの棚の個性が強く、「今ここで買わなかったら、もう二度と出会えなそう」と感じました。
すごく楽しかったです。数多くある本を見ていく中で「これだ」と惹かれる瞬間があり、「これが本屋をぶらぶらする醍醐味だよな」と改めて感じました。
こういう時間が日常にある人たちがとてもうらやましい。
ここで買ったのがこちらです。橋本亮二さんの『音と言葉の日々』も買ったのですが、まさに本屋じゃないと出会えなかった本だと思います。
気になるコーナーがあちこちにある「東京堂書店」
つっきーさん、お疲れさまです!!
— 松本まき🥝ライター (@sakaimkbbb) November 18, 2023
神保町大好きです😊
東京堂書店さんは、ブックカバーが可愛いのと、ラインナップも、こだわりがあって大好きデス💕
神保町、楽しんでくださーい✨✨https://t.co/omwitGbWKR
3階まである大型書店。各階にあるコーナーはさまざまなものがあって、見て回るのが楽しかったです。
ここではやたらフィンランドが気になって関連本を購入してきました。
なぜかこのときだけブックカバーを断ってしまった私、、神保町を後にしてから「ブックカバーがかわいいって教えてもらっていたんだった!」と投稿を見返し気づきました。、次回の楽しみができたと思うことにします。
ついニヤリとしてしまう「書泉グランデ」
わたしは20代のころ、神保町から徒歩圏内の会社に勤めていました。当時の行きつけは「書泉グランデ」です。昔とは少し雰囲気が変わっているようですが、テーマパークのような書店で楽しいです。https://t.co/iu3V2zVW1L
— マギー(栗原麻基子|いろいろ宣伝したい副業ライター) (@MAGIKURI1) November 18, 2023
公式アカウントに「全天候対応 屋内型アミューズメント本屋」とあり、もうそれだけでわくわくしました笑
「わぁ、こんなのがあるんだ」とニヤニヤしながら店内を見てまわりました。マスクをしていなかったら、完全にあやしい人だった自覚、あります。
圧倒される中国関連の専門書店「東方書店」
あと中国の文化に興味があったので、「東方書店」にもよく行きました。
— マギー(栗原麻基子|いろいろ宣伝したい副業ライター) (@MAGIKURI1) November 18, 2023
よろしければ参考にしてください。https://t.co/oCHOKNvOSc
専門書店って楽しいですね。こんなに関連本があるんだと圧倒されました。もはやどう探したらよいのかわからず、店員さんにお願いして案内してもらいました(こういうのも楽しい)。
中国の詩に興味があったので、まずは有名どころがまとめられた本を購入。添えてくれた中国のしおりが素敵でした。
向かう途中で、同じく中国やアジアの本の専門書店「内山書店」にも寄りました。同じジャンルの専門書店が同じ街に複数あるのってすごい世界。
原書も買える韓国書籍専門店「チェッコリ」
おすすめの書店をひととおりまわり、さて次の予定先へ向かおうかなと思ったときに看板が目にとまったお店。お店は3階にあります。
韓国の本を読むと原書ではどういう表現だったのか気になってしまうことが多いので、邦訳と原書、両方買ってきました。
購入した翌日に著者来日トークイベントがあったことを後から知りました……ちょっと残念(とはいえ予定があったので、知っていたとしても参加はできなかったですけど)。
そういう機会が多いのも、うらやましいところです。
予想以上だった本の街
神保町は予想していた以上に「本の街」でした。こんな楽しい街があるんですね。
「この本、気になる」と手に取った本が何かで、自分が何に興味・関心を持っているかがわかるのもおもしろかったです。
「あぁ、やっぱり私、こういうのが好きだよな」というのもあるし、「たしかに最近これが気になっているよな」というのもあるし……。
衝動的に本に手を伸ばす自分と、そんな自分を客観的に分析する自分がいて、そういう体験ができるのも本屋なんだよなと改めて。
今回、古書を扱っているお店には寄れなかったので、またの機会にはぜひ行きたいなと思います。
好きな本屋を教えてくださった皆さん、ありがとうございました!