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夾雑物

稀有な出来事に対して的確に対応することは難しいが、金銭を払えば目当てのものを容易く手に入れられる時代だ。身のほどを知らなければ瞬く間に不満と後悔で景観が蝕まれてしまうが、見極めれば次の一手に躊躇いがなくなる。だから一面的格差について言及する気はない。とはいえ僕は消費を避けることを止めない。夾雑物が多く、簡単に振り分けられないものに惹かれているから。

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