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太陽を追いかけている時は無心でいられる。少しでも隙があると思考が暴走し、勝手に期待して勝手に落ち込んだり、答えの無い問いかけに時間を費やしたりしてしまう。だから無心でいられる時は肉体的には辛くても、常に意気揚々としていられる気がする。逆に太陽に背いている時の感性は鋭敏かつ不安定で、危機に心躍ることもあれば焦燥していることもある。肉体の水準が高くなればなるほどより高く、遠くまで日を追いかけることになるだろう。それは精神への負担が高まる未来を避けられないということでもあるため、震えている。

ISO100
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