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誤差

懐かしい記憶を思い返す度に今と比べての良し悪しを測ってしまうのは僕が携える物差しが当時から変わっていないからだろうか。過去に見た景色がどれだけ美しくても、今見ている景色がどれだけ汚れていても、白と黒さえ見間違えていなければ他は誤差として許容したい。記憶なんて曖昧なものを掘り起こしても仕方がない。

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