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【僕らにできること】

【僕らにできること】
ーコロナと社会と子どもと大人ー

はじめに

コロナとともにある世界中の人々に労いの気持ちを。
教育、政治、対策、医療、コロナの影響下にある、奮闘してくださっている方々へ
感謝の気持を。
『ありがとうございます』
とともに健やかさを祈ります。

この文章は、
社会を形成している僕たち大人が、
守ってくれている、応援してくれている、助けてくれる、認めてくれるなど、
子どもたちが大切にされていることがもっと感じられるような社会にしたいと思い書きました。

本文

気がつくと8月も終わりに近づいていました。
時間が過ぎるのはあっという間ですね。

夏は子どもの頃の思い出が特に蘇ります。

中学に上がるまでは、
旧美山町の山奥にある祖母の家で夏休みの間暮らしていました。

家の中に井戸があってスイカを冷やしたり、
トイレは外で夜には獣の鳴き声がする。
壁は土壁。家の周りの道は未舗装路。

目の前の川にはドジョウやウナギがいて、魚たちもたくさん。
夏前にはものすごい数の蛍が。
竹で作ってくれた釣り竿と蜂の子や米粒で魚釣り。
畑で採れた新鮮な野菜。
たまにくる金魚売り、捕まえてきた亀は夜のうちにどこかへ逃げた。

毎日毎日、川と山と草原で遊び倒し、夏休みが終わっても宿題をしていました。

そんな普段の生活や環境から解放された別の世界。

その暮らしや自然の中の遊びにはとても救われたし、
今までの人生や今の生き方の土台になっています。

本当に本当に楽しい思い出です。

子どもたちの時間 

息子の成長や遊んでいる姿を見ていても、
子どもの頃の時間や体験の大切さは計り知れません。

ですが、
昨年からのコロナの影響によって子どもたちの大切な時間がどんどん奪われているように感じています。

コロナに始まったことでもないかもしれませんが、
コロナの影響による社会のルール変更に大人も試行錯誤し、混乱し、閉塞し、前以上のストレス社会を作り出しています。

まるでMOMOの物語のようです。


抜け落ちてる感覚

感染予防をしていてもウィルス感染は簡単に防げるものでもなく、感染者数は増えたり減ったりを繰り返して、
いつまで続くのか先の見えないトンネルはどんどん大切な時間を奪っていくかのよう。

お祭りなどのイベントはなくなり、
人が集まるイベントは中止となり、家から出れなかったり、どこにも行けなかったり、
学校生活もコロナによる様々なルール変更によって現場は混乱しているそうです。

子どもたちへの負担は、家でも、社会でも、学校でもとなっています。

子どもの頃の感受性はとても強く、現状を把握したり、表現したり、相談するような知識経験がないから表面化できないだけで、
知らない間に大きなストレスや心に傷を抱えているかもしれません。

そんな中、大人たちのメディアやSNSを覗いてみると、マスクがどうだ、ワクチンがどうだ、政策がどうだと、言い合いまじりの表現ばかり。。。

子どもたちが見たら、夢も希望もなくて、大人になるのは嫌だなと思うかも。

僕は昔、大人になるのが嫌だったから社会を知ることや馴染むことに時間がかかってしまいました。

そうした社会の変化、対応に追われ、困っている僕ら大人が考えていないことがある気がします
それはそのまま社会として考えていないということになるかもしれません。

その感覚が抜け落ちているというか。

それは、
『子どもたちのこと』です。

子どもの時間は知らない間に大きな影響を受ける本当に大切な時間です。

大人たちが声高に言っている、
社会のため、秩序のため、経済のためというのももちろん大事なことですが、
それ以上に大切かもしれない子どもたちのことや未来のイメージを考えているのでしょうか?

高齢化社会による年代別人口比率によって、子どもたちへの教育などの支援よりも高齢化社会向けや高齢者へ向けての政治になっている日本。

僕もいずれ高齢者となり、今築き上げている高齢化社会向けの政治の恩恵を受けるかもしれません。

だけど、同時に子どもたちの教育のあり方や未来への支援も考えていけたらと思います。

先祖から受け継いだ暮らしを守るためにも数世代先のことをイメージしていきたい。

子どもたちの時間を大切にしていきたい。

日本の現状の1つ

そんな中、
日本の自殺率は200カ国以上ある世界で13番目だそうです。

15歳から39歳までの死亡原因の1位は自殺。
子どもたちの自殺の原因の1位2位は『いじめ』

2020年は11年ぶりに自殺者数が増加。特に10代、20代が多くなっています。

数字的に見るために参考にしました↓



この原因を作り出しているのは、命を断つ本人なのでしょうか?

僕は社会や大人たちが作り出している部分があると思います。

僕自身も小学校の頃にいじめられた経験があり、その1年半ほどの期間は本当に辛かったです。

行かなければならない学校、
そして狭い世界。
自分の存在理由がわからなくなる気持ちに追い込まれます。

死にたいのではなく、
生きていたくない、
この辛さから解放されたいと。


すべてではありませんが大切な部分があったのでこちらも貼っておきます。





僕らにできること

社会全体みんなで
子どもたちのことや未来のことを考えながら暮らしていきたいと思います。

一人一人の意識が少し変わるだけで大きな変化になると思います。

僕にも何かできることはないかと考えています。
自然豊かな田舎暮らしとお米つくり、僕の生き方や経験から子どもたちに伝えられることがあるかもしれません。

世界は広いよ。
選択肢はたくさんあるよ。
君たちには楽しく生きて欲しい。
自分を大切にしていいんだよ。
と。

そんな想いを
小屋作り
古民家修繕
お米つくり(10月には収穫)
畑作業
川遊び
山遊び
などフィールドやコンテンツを活かしながら、子どもたちと一緒に僕が出来ることを考えていこうと思います。

一緒に考えてくれると嬉しいです。

子どもたちのためと言うつもりはありません。

僕の生き方や想いは、
子どもの頃の僕自身や若い頃に世界や社会に行き詰まった僕自身のためなんだと思います。

この時代をみんなで乗り越えていきましょう。

お読みいただきありがとうございます(^^)

最後となりましたが、
皆さまへ大きな愛を。
健やかな暮らしを祈ります。

ありがとうございました。

自己紹介

僕の簡単な自己紹介↓

『月とたね』という生き方と想い↓

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大西ひろき_月とたね
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