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創作は、自由でなければ価値が無い。

知床の事故のニュースを受けて、今放送されている金田一少年の事件簿の二話目が放送見送りとのことだ。
アホである。もう、マジでアホである。二話目が船に関連しているから、という理由らしい。
スポンサからの通達なのか、テレビ局の忖度なのかは知らないが、もうアホすぎる。

テレビ業界はどんどん縮小されて、動画配信サイトが席巻するみたいなことを言われて久しい世の中だが、僕はテレビ業界はさほど衰退しないと考えていた。
テレビ業界の衰退がどのような定義かにもよるが、少なくともテレビがなくなることは近い将来にはあり得ないし、YouTubeなどがテレビより面白いとも全く思わない。

基本的に文化の興り、黎明期というのは、どんな分野でも面白い。新しい。そこにしかない趣味的な空間が必ず存在する。それだけが唯一の価値だ。
かつてのインターネットがそうだった。しかし、今となってはインターネットもそれまであったメディアも大した違いはない。
僕のような平成生まれの人間にはインターネット黎明期の凄さを知る由もないが、先達に聞いたり、その歴史について学んだりすればわかる。インターネットの登場はその時代にヒットしている人にとって、「これから世界が変わる」と思えるほどの衝撃だったのだ。

しかし、YouTubeも今やテレビと何が違うのかがわからない。テレビもよりその路線に寄せていて、むしろテレビの方がハイブリッドなものが見られるようにすらなっている。
コンプライアンスも、もはやYouTubeの方が厳しいだろう。
特別、テレビ業界が遅れているとは思わない。今や、インターネットの世界の中に、知りたいことはほとんど無い。

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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