何もしないうちに1日が過ぎてしまう。何か問題でも?
このようなことに悩んでいる人が多い気がする。
人間は基本的に、「何かしなければならない」と思っているから、まるで脅迫されているかのような心持ちで生きている人が多いのではないか。
しかし、本当に疲れている時。たとえば、仕事が終わって次の日が休日という時には、何もしなくても自分自身を許せる感覚があるのではないか。
どうして休むことに対して、それほど繊細にならなければならないのか、不思議な話である。
休みたければ、いつでも休めば良い。それだけの話だと僕は思う。
何かをしなければならないと思っている人は、自分と他者との比較に悩む人とも言えるのではないか。
社会人の鏡みたいなイメージがあって、自分がそれからどれだけ離れているかを測っているのだ。
一体、社会人ってなんだと思えてならない。どうでもいい価値観に悩むのが、僕たち人間なのだ。
どんな仕事をして、どんな生活をしていれば、社会人と認められるのだろう。僕にはよくわからない。
僕に限って言えば、自分が社会人だとは全く思えない。およそ社会人が持っている感覚を、ほとんど持っていないのが僕だろう。
ところで、「今日も何もできなかった」と思える人は、それだけで素晴らしいことのように感じる。
なぜなら、何もできなかったという言葉の裏には、「何かしたいことがあった」が潜んでいる場合もあるからだ。
そうでなくても、何かをしなくてはならないと考えられる人は、それだけ豊かな感性を持っているのだと想像する。
具体的にやりたいことがあっても、無くても、「今のままではいけない」と考えること自体が、とても豊かだ。
豊かさというのは、何もお金や生活水準だけではない。というか、そういうものとはほとんど関係が無い概念だ。
本当の豊かさというのは、個人の思考の在り方であり、
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