申し訳ないと思いすぎて、潰れないよう。卑下は禁止だ。
親に厳しい教育を受けて育った人や、誰かに否定をされがちな人生を送ってきた人は、自分の言動や選択の何が正しくて何が間違っているのかを、判断するのが苦手だ。
否定をされたり、自分の選択をする機会を奪われてきた人は、自分で自分のことを卑下したり、否定するような習性がついてしまう。こういう思考の悪循環や考え癖がついてしまったら、それを払拭することは簡単なことではない。
例えば、今はもう誰も自分を否定する人がいなくても、それが正常になるわけではない。
ことあるごとに、過去の否定された経験やうまくいかなかった経験を自分の中で関連付けてしまい、「どうせうまくいかない」「自分はダメな人間だ」「自分はバカだ」と卑下してしまうだろう。
ちょっとした問題でも、非常に大きな問題のように感じられ、何かをするのに腰を上げるのも、重く感じられる。
誰に否定をされているわけでもないのに、どこからか「悪魔の囁き」が聞こえてくるのだ。
しかし、蓋を開けてみると、その囁きは自分の脳内から聞こえてくる。あるいは、心にサタンが巣食い、内側から刺激を与えられているような感じか。もしかしたら、世界中の人々がいなくなってしまっても、この習性を治すには時間がかかるかも知れない。
あの頃に存在した自分を押さえつける相手や、
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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。
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