e−スポーツ界隈で快挙があったそう
(写真は久しぶりに会食した時の写真。特に好きでもない沖縄料理。noteのアップロード機能は写真のサイズを小さくできないのでゴミ。)
ゲームで生計を立てる夢を持っている人が増えた。これが10年前なら日本ではまず絶望的で、ゲームで生計を立てている人は本当に一握りしかいなかった。
ゲームで稼いでいる人自体は多い。それはゲーム実況者で、YouTuberやニコ生主だ。ゲームはかなり上手いが、競技シーンのレベルではない。
この図式は、今もさほど変わっていないのではないか。
日本人にとってゲームはあくまでゲームであって、スポーツとして観戦するものではない。しかし、近年はゲーム業界も少し豊かになり、プロゲームチームも増えてきた。
少し前の話だが、e-sportsの大きな大会で日本のチームがベスト3になったらしく、どんなものかと調べてみるとこれが凄い快挙だそう。
僕も昔から「FPS」というジャンルのゲームが好きで、よくプレイしていた。
これは「ファーストパーソン・シューティング」の略で、実際の人間と同じ視野を持つキャラクター(一人称視点)が、銃撃戦をするゲームのことである。
つまり、自分の姿は見えていない。現実の僕達の視野と同じである。もちろん、自分の手などは見れるが背中は見えないし、頭頂部は見えない。
そしてもう一つ、「TPS」というものがあって、こちらは「サードパーソン・シューティング」の略。
プレイしているキャラクターを俯瞰する視点(三人称視点)が採用されているシューティングゲームのこと。
「スプラトゥーン」「フォートナイト」を想像してもらえるとわかりやすい。
まぁ細かい分類は置いておくとして、実は「シューティングゲーム」というジャンルでは、日本は底辺とされている。
諸外国との差が何かはわからないが、このジャンルのゲームで日本勢は記録を残せず、海外のチームからは舐められているそうだ。(他のジャンルでは、そうでもない)
この差がメンタルの問題なのか、日本のゲームシーンの問題なのかはわからない。ゲームの運動神経の差が民族によって違うとも思わないので、シーンの盛り上がりの問題なのだろうなとは思う。日本はゲーム文化の先進国ではあるが、e-sportsに限っては「後進国」だということだろう。
まぁこれも単に資本の問題というか、大きな企業がゲーム業界に目をつけるのが遅いせいだろう。
他のスポーツのように、ゲームとは関係のない大企業がスポンサーにつくようになったら、もっと世界で戦えるのではないかと思う。そこで、専門家からのコーチングなどを受けながら、ゲームのみに向かう生活をしていれば、嫌でも強くなるはずだ。
すでに市場はあるので、これはもう金を出す側の問題となる。
ただ、やはり問題は「そんなもの誰が観るの?」に尽きる。
僕はスポーツ自体にはほぼ興味が無い。でも、やっていると観ることはある。
それはなぜかというと、「見どころはどこか」「どうなれば得点になるか」など、知識が無くても観ていればわかるからだ。
例えば、サッカー、野球、格闘技、バレーボール、テニス、陸上など、とにかくわかりやすい。
誰が速い、どちらが点数を決めたなどはもちろんのこと、得点をアシストしたのはどのプレイか、くらいの洞察なら素人でもできる。知識が無くても、「どうすることが良いプレイなのか」を考察することができる。
しかし、e-sportsではそうはいかない。
囲碁や将棋のようなマインドゲーム、ボードゲームもそうだが、観ているだけでは何が凄いのか、どう強いのかが全くわからない。
何をやっているかもわからないし、そのせいで今ひとつ市民権を得ていない(もちろん市民権など、何の価値も無いが)。
積極的に興味を持とうとも思わないので、結局は大勢が楽しむということは難しい。今までゲームをプレイしたことが無い人を、いかに視聴者として取り込むことができるか。それが今後の課題になるだろう。
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つきのまどの【つれづれゴニョゴニョ】
最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…
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