苦労した人ほど、怠惰になる?
実際に、そういう統計があるかどうかは知らない。
ただ、なんとなく自分を省みて、そういう傾向があるのかもと思ったことがある。
あまり、人生にハンデがあるとかそういう言い方はしたくないが、今回は便宜上、そういう表現を使っていく。
人生にハンデがない人、つまり一般の人たちは、わりと忙しく育つイメージだ。
一般と言っても色々あるが、今回は一応「人並み」という水準にいる層を、比較の対象とする。
人並みに勉強をして、遊んで、という子供たちは、勉強もそこそこやらなければならないし、学校での活動も活発。友達もそこそこいるから、遊びにもいく。
家では宿題をして、好きな漫画や番組、アニメをインプットしたりする時間だって必要だ。
しかし、子供は、見事にそのすべてをやってのける。
子供は、基本的に、めちゃくちゃ忙しい。大人よりもずっと忙しいと僕は思う。
ただ、思えば、僕のようにハンデを抱えている人間は、別の忙しさを抱えている。
他の子供のように色々とやる以前に、とにかく疲れている。疲れていて、結局、大したことはできない。
それは自分に対する甘えだと言えばそれまでだけど、なんというか、そういう限界を感じやすい。
あらゆるシーンにおいて自分を抑圧しながら生きているから、なんとなく遠い未来に思いを馳せている。
そういう僕みたいな人間が大きくなり、環境から離れ少し余裕が出ると、「ちょっとゆっくりしよう」という気持ちになる。
これまで随分と頑張ったのだから、少しくらいゆっくりしても良いだろう、
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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。
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