橋本愛さんのツイート。LGBTQ問題について少し。

橋本愛さんが、LGBTQのトイレ問題についてのツイートをし、謝罪したようだ。かねてから、この手の話題について取り上げてはいかが?というサポートをいただいていたのもあって、ちょっと今回の件をベースに書いてみようと思う。
ただ僕は、この手の話題には疎くて、考えたこともほとんど無いので、大目に見ていただきたい。

ところで、今回の「橋本愛さんのツイート」については、ネットニュースでちらっと見かけただけだ。
僕がまず思ったのは、ある発言をするだけで良くも悪くも盛り上がるということが、不思議だなということ。
1つの言葉や、概念について群がる姿は、光に敏感な虫のようで、独特だ。賛成も反対も、とにかく声が大きい。
意見すら言えないのか、あるいは、その意見を引っ込めて謝罪をしなくてはならないのか、という圧は、ちょっとどうかと思う。
橋本愛さんのような容姿端麗な人、影響力のある人だからこその、炎上なのだろう。

このトイレの問題がどういった内容かというと、「肉体的には男性」だが「精神的には女性」である、という場合、精神に相応しい方のトイレに入らせてくれ、というものだった。
橋本愛さんは、それについて「やはり、外見が男性の人が唐突に入ってくると、驚く。反射的に、怖いと感じてしまうかも知れない」という趣旨のツイートをしたようだ。
ただ、その後、色々と批判などがあり、当ツイートを削除し、謝罪のツイートをしたとのこと。
それらで苦しんでいる人を傷つけた、ということらしい。
なんというか、なんとも言えない状況である。

もちろん、立場があるし、仕事があるから、いろいろな影響を考えて「お断り」を入れておくことは大切かも知れない。
しかし、自分自身の思想があって、それを発言したのなら、本来なら謝る必要は全くない。
人にはいろいろな考え方があるのだし、いろいろな意見があって良いだろう。というか、なくては議論も起きない。

それにしても、トイレや風呂のような「生理的かつ衛生的」な場所での問題は、非常に難しい。
また、誰しもに優しい社会を目指すことは絶対に必要だが、実際に、誰しもに対して平等な社会は来ない。いろいろな人がいる中で、どのあたりでバランスを取るのか、という問題は、

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10分もかからず読める。つまり、なんか読書した気になれます。「気になれる」ということが大切。この世の全ては「錯覚」ですからね。

最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…

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