![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80963694/rectangle_large_type_2_d3a6e9bb359c0b83dc87f8af2d9a8ab7.jpg?width=1200)
スキゾイド小学生の学校生活⑤ 【目が悪くて、黒板が見えない】
僕は子供の頃から目が悪かったので、黒板がほとんど見えなかった。
かと言って、メガネを買ってもらえるわけでもないし、「目が悪い」と親にも言えないので、どうしようもない。
子供を育てていたらそれくらいのことは気づくはずだが、そういう感じの関わり方はされていないので、言わずもがなである。
学校には席替えがある。目が悪い人や、前に座りたい人は申告するべきだと思うのだが、僕はそれも言えないのでどうしようもない。
小学校なんてノートに取ること自体が勉強、みたいな雰囲気もある中で、そもそもノートに取れないので、先生からしても面倒な生徒だったと思う。仲が良い人がもいないので、誰かに見せてもらうこともできないし、誰かに迷惑をかけるのも嫌だった。
次第に、先生たちも見て見ぬふりというか、小学生だし別にいいか、みたいな感じになっていた。知らないが、そういう感じではないか。
国語とか社会などは書いて覚える、見て覚えるのが大事だと思うけど、全く頭に入ってこなかった。
そもそも、手元の教科書でさえ見えない。(教科書は、しっかり用意されている。この辺り、抜かりない)
しかし、算数は得意だった。算数は文字がたくさん書いてるわけでは無いから、ドリルなどもしっかりと目に見えた。
計算ドリル、というのがあったと思うが、計算も文章問題も学校で一番早くできたと思う。
先生に「スタート」と言われて、ドリルを解き始める。終わっている人がいたらなんとなくわかるが、僕より早く終わっている人はいなかった。
そろばんや公文、塾に通っている人もたくさん居たと思うけど、僕の計算の方が早かったはずだ。
それぞれに自分なりの計算法があると思うけど、僕が頭の中で行う計算法は、おそらく僕独自のものだ。どこかで習ったわけでも無い。
ただ、それを言葉で説明するのは難しい。パズルのような感じで、俯瞰して図形を当てはめていくような計算の仕方だった。
文章問題も、そういう発想だ。意味がわからないと思うが。
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52872831/profile_131030f8a998fe03caaedf6404f0a70b.png?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
つきのまどの【つれづれゴニョゴニョ】
最低でも、月の半分、つまり「2日に1回」更新します。これはこちらの問題ですが、それくらいのゆとりがあった方が、いろいろ良いかと。 内容とし…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?