休職日記③ 精神科の受診と適応障害
転職してたった2ヶ月、適応障害と診断され休職することになりました。
転職に至る経緯や新しい会社のことは前のnoteに書いています。
会社を休んだその日。
まずは、先に家を出ていたパートナーに会社を休むことを伝えました。
パートナーは「ゆっくり休んで」とあたたかい言葉をかけてくれました。
お昼頃、やっとの思いで起き上がり水分補給をしようと思ったのですが、喉がつまったような感覚があり、一口すら飲むことができませんでした。
吐き気が軽くなった時に何とか食べられるものを食べて、ただ時間だけが過ぎていくのを静かに耐えていました。
夕方、少しだけ気力が出てきたので、母に電話をかけました。
大学から一人暮らしをしていますが、普段はあまり両親と連絡を取ることはありません。(不仲ではなく、お互いそういう性格)
しかし、この時はどうしても辛く、今の状況を相談しました。
わたしはボロボロ泣いていましたが、母は冷静な視点から「辞めてもいい」と言ってくれました。
それ以外の記憶はあまりなく、お風呂にも入れず、ひたすら苦しかったことだけ覚えています。
そして、そんな一日を過ごしたにも関わらず、翌日わたしは「会社に行かなければ」と準備を始めました。
しかし、会社に行くことを想像すると涙が溢れて止まらなくなり、結局この日も休んでしまいました。
前日と同じようにベッドから動かない一日を過ごしましたが、この日もお昼まで何も飲み食いすることができず、一向に気持ちが晴れる気配がありません。
仕事を休んでしまったことへの罪悪感、もう少しがんばれたのではないか、せっかく勉強をがんばって転職したのになぜこうなってしまったのか、などネガティブな感情でいっぱいでした。
次の日、また会社に行って夜遅くまで働くイメージがどうしてもつかめず、とうとう病院に行くことを決心します。
ちなみに、過去にも精神科に行ったことがあったので、病院に行くこと自体はあまり抵抗感がありませんでした。
当日予約が可能な病院を見つけて電話をし、重たい足を引きずりながら、何とか病院へ向かいました。
精神科がどんなものかはわかっていましたが、初めて行く病院はやはり緊張します。
そんな中、病院の看護師さんはとても親切で、「少しお待たせしてしまうかもしれません」「番号が呼ばれたらあちらの診察室にお入りくださいね」と丁寧に案内してくれました。
その温かさに、思わず涙がこぼれそうになりました。
診察してくださった先生もとても物腰のやわらかい方で、安心して自分の現状を伝えることができました。
ひと通りお話をして、「適応障害」という診断が下った時は、正直ホッとして肩の荷が下りたような感覚だったような気がします。
しばらく会社に行かなくていいんだ、
焦燥感にかられるような毎日を過ごさなくていいんだ、
そう考えると、少しだけ心が軽くなりました。
かといって、すぐに体調が良くなったかと言われればそういうものではないのですが(笑)
休職中のお話はまた次回にします。
最近はうまく眠れない日があります。
適応障害と診断された時も睡眠の問題はなかったので、少し不安です。
今日もゆっくり、自分のペースでがんばりましょうね🐻❄️