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次の仕事はどうしよう
もう何度も書いている気がする一文だけれど、ついに、無職!になった!
これまでも休職していたから、とくに日常が大きく変わったわけではないのだけれど。
無職一週目の感想としては、解放感がどんな感情よりも勝った。
あの組織から離れられたことが何よりもうれしい。
過労死レベルの労働時間やハラスメントがあったわけではないが、あのまま働きつづけていたら、わたしがわたしでなくなってしまう予感がしていた。
あの環境に馴染めるようなひとでなくて良かったとさえ思った。
適応障害になっていろいろ失ったものはあるけれど、きっともっと多くを失っていただろう未来を想像するほうが恐ろしい。これで良かったと思える日がきっと来るはず。
これからのことについて
仕事をさがす前に、まず考えたのは雇用形態のこと。
先日地元に帰ったとき、母には「いきなりフルタイムはむずかしいんじゃない?」と、案じられた。
自分の心に素直に従って言えば、いきなり正社員になるのは自分でも怖いと思っている。
フルタイム(8時間×週5日)で働く体力が復活しているのか、次の職場もどうしようもなくつらかったときにもう逃げられないのではないか、というような不安が頭によぎる。
最近のわたしはたしかに前より元気になっていて、行動的になれる日も増えていた。けれど、休日にパートナーと一緒に電車で外出すると、途中で体力が尽きて何も考えられなくなり、不安に襲われてしまうことがあった。
自分の決めたタイムスケジュール通りに物事を進める日々が上手く送れても、社会に出て働くことが同じようにできるのか、と言われたらまた違う。
不安だからと今ここで正社員にしがみつくより、成功体験をまずは得ること、心の平穏を保ちつづけること、それが何よりも重要なことではないのか?
幸いにも、わたしには養わなきゃいけない家族はいない。
必ず結婚したい、子どもを産みたいという願望もないので、パートナーと同じ分だけの生活費を稼げれば良い。
そう考えると、時短で派遣社員という働き方が適切なのではないか、と思った。
早速、派遣会社に登録。
間違って面談なしの簡単WEB登録にしてしまい、職歴やスキルを記入後、自分で仕事さがしをしなければならなくなった。
まあ、それはそれでいいかと開き直り、求人を漁る。
これといった資格や経験もないので選べる立場ではないのだが、どの求人も決め手にかけるな…と思いながら必死に画面をスクロールしていると、一つ興味のある求人が見つかった。
躊躇いながらもエントリーしてみると、数時間後に派遣会社の方から連絡が来たので驚いた。また数日後、社内選考が通り職場見学が決定したとの連絡。とんとん拍子に事が進んだので、すこし戸惑いつつも、職が見つかりそうで安心した。
この企業で働くことになるかはまだわからないけれど、ご縁があった場所でがんばろう。