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語学。

テーマにしていた『勤勉』について。

インド人と一緒にセッションしたり、音楽の事を話したりしたい、という思いが湧き始めたので英語を少しずつ勉強している。

日頃はボブディランの歌詞をノートに写し、単語を調べたり、翻訳をしたり、発音を聞いたり、一緒に歌ってみたりしている。

しかし実戦に勝るものなし。
インド料理レストランのオーナーさんがタブラの調整をして欲しいとの事で、ご縁の風が吹くまま、昨夜はレストラン閉店後の食事会に参加した。

日本のインド料理店のメニューにはない家庭料理。
この日はタンドリーな鯵。

久々にインド式の食事(床に皿を置き、右手で食べる)を堪能する。
食べ始めると手が汚れるのでスマホが触れないのはマナー的にも、悪習慣から解脱するにも良い。
なので、これ以降の食事の写真がない。

食事と会話を楽しむ。

シェフをはじめとしたスタッフとの会話。
日本語30%、英語30%、ヒンディ30%、ボディランゲージ10%の情報でコミュニケーションをとっていく。

お相手側のインド人も日本語を勉強しているので、こちら側の言葉がわからない事情での恥ずかしさも和らぐ。

積極的な精神で海を越えてきたインド人は、使い方が間違っていても相手の理解力を頼りにしながら、打ち間違いのような日本語を乱れ撃ちしてくる。

間違えた日本語は面白く、意思を汲み取れる度に嬉しくなる。
エネルギーは使用するが、有益な時間だ。

隣には英語がわかる日本人もいたので、
『レスポンシビリティってなんですか』
『ああ、責任』
みたいな感じで瞬間翻訳もある。

22時から時計が日をまたぐまでそういった時間が続いた。

1人のインド人とたくさん話し、別れ際に名前を言い合った。サンディプさん。37歳。
お酒が好きで、甘い笑顔でよくしゃべる。

外国人と『私達は友達だ』という会話を腐るほどした。
しかしこの時、はじめて中身が入ったワードになった気がした。


次は一緒に写真を撮って、一緒にお酒を飲みたい。家族の事や故郷の事を伺いたい。

あ、あと勉強用のノートとペンの持参もわすれずに持って行こう。

タブラは乗り物。
いつも色んなところへ連れて行ってくれて、望む世界を見せてくれる。感謝。

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