勤勉と健康。

をテーマに45歳をスタートさせ、ひと月まで目前まで来た。

だだぁ、と日記を書いていたが勢いがなくなったのは勤勉と健康のせいにする。

インドとネパールの間の架空都市、
パスキム王国の扱いが秀逸。

まずは読書。
600ページ超えの長編に挑戦してしまう。
普段全く読書をしなくなっていたので、スピードは遅く、理解も弱く、集中力も途切れ途切れだが、内容が面白いから何とか亀の歩みで持続している。
もうすぐ100ページ。
後で自分ダイジェスト用にする為、好きな表現の文の箇所をメモしながら読み進める。
日本語の良さや、感銘を受けた文脈はついつい持って帰りたくなる。

もう一つは、洋楽の歌詞をノートに書いて翻訳している。
インドに3回行っているが、いまだに全く英語力が乏しい。乏しいままの旅はそれはそれで楽しいのだが、新しいステージで楽しみたいとも考え、英語を勉強する事にした。
もう一つのきっかけは、タブラを教えて欲しいと言う方が現れ、その方が英語の先生だった。現在ヒンディも学習されているとの事で、タイミングよく上昇気流に乗った心地だ。
できるだけロマンティックな洋楽で英語を覚え、ロマンティックな英語を話せるようになろうと思う。

そして健康。

ほぼ依存と認定できる楽しみな飲酒の毎日に休肝日を割り込ませた。
飲酒時は体に悪ければ悪いほど旨いツマミをアテにするのは依存者の成れの果て。YouTube観たり、ゲームをしたり、ビデオ通話で友人とゲラゲラして深夜手前まで時間を溶かす。

代替された禁酒日、娘が寝た後、ジョギングで汗だくになり、温水と冷水を交互にしたシャワーを浴び、ヨガで副交感神経を優位にし、日付が変わるのを熟睡によってすり抜ける。

はっきり言って、どれだけ続くかわからない。
そして、どれがどのように続くかもわからない。

それらを、可能な限り無料で、縁のある人間関係を巻き込んで有効に、楽しく、この歳で考えうる知恵を働かせて持続させる。

限りなく怠惰な思想からくる表面的なストイックなプレイがスタートしたのだ。

竹原ピストルがオールドルーキーという曲で歌っていた。

『何度でも立ち止まって　また何度でも走り始めればいい　必要なのは走り続けることじゃない　走り始め続けることだ』

変わらないのは、僕はいつまでも音楽によって励まされ、影響されながら生きている。

この日記を、いつものように怠惰で過ごしているどこかの誰かがひょんとしたきっかけで読んで、また走り始め続ける事が出来れば、それはそれは素晴らしいなぁと思います。