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読書note 『万人のための哲学入門』 佐々木中(思草社)

哲学。

興味はあるけど、遠い存在で。

何度か哲学本のブームが巡ってきますが、いざ自分がその本を開いてみると、漠然とした世界に寝落ちすることが何度も……。

で、この本。タイトルに惹かれ、ダメ元で手に取ってみたところ、当たり。

「あなたは死ぬ。そして私も死にます。(中略)人間は生まれてくることを選べません。(中略)生きている以上はいつかは死ななければならない」

冒頭で、目ウロコでした。

平易でありながら、芯食った語りかけに、吸い込まれるように読了。

(というか、100ページもないので、気軽に読めました)

それでも哲学って何か、いまだにわからないんですけどね。

だから哲学なのかなあ、って思います。

おもしろかったです。

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