「エリートを厚遇して活躍させよう」か「みんな平等に仲良くやろう」か

日本は、「エリートを厚遇して、大いに活躍してもらおう」という発想よりも、「みんな平等に仲良くやろう」という風土ですね。それは、エリートの力を上手に使えない一方、一般人のやる気を引き出す方策としては、悪く無いと思います。一長一短といった所でしょう。

もっとも、国際化の時代には、問題も生じます。現状では、日本企業が海外子会社を買収しても上手くコントロール出来ない理由の一つなのでしょうね。今後、日本のエリートが国内での薄給を嫌って海外企業に転職していくケースが増えれば、問題は拡大するのでしょうが、日本人はエリートと言えども終身雇用が好きですから、そうした動きは広がらない、と期待していますが・・・。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04H4N_V10C17A8SHA000/

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