少子化は国難。万難を排して対策を急ぐべき
少子化は国難です。放置すれば、国が滅びます。少子化対策は、大学の無償化などより遥かに優先度の高い施策です。
保育園は、整備すればするほど「隠れ待機児童」が表面化して、いつまでも待機児童が減らないように見えますが、それは違います。実際、定員数は前年より11万人増えているので、努力は確実に実っています。ただ、それでも足りないならば、万難を排して更なる対策に取り組むべきです。財源など、後で考えれば十分です。極端に言えば、「子供たちが将来払う税金」が財源でも良いでしょうし、いかなる歳出をカットしてでも急ぐべきです。
P.S.
住宅地に保育園を建てようとすると、「騒音を出す迷惑施設だ」といった反対も多いようですが、絶対必要なものですから、「1人でも反対したら作らない」というわけに行きません。ゴミ処理施設は、反対する人がいても、建てざるを得ません。それと同じです。
保育園の場合は、住宅地の駅の駅ビル内に作れば良いかも知れませんね。皆にとって便利だし、騒音を気にする人はいないし。コストはかかりますが、そこは税金で。何と言っても国難への対処ですから。
大企業は、保育園付きの社宅を作れば、採用時のアピール材料になり、優秀な学生が集まるかも知れませんね。
自治体は、保育園を大量に作る事で、近隣自治体から若い人を呼び込めるかも知れません。ちなみに、久留米市役所には、「保育園を作って福岡市内に通う若者を呼び込みましょう。久留米市内に仕事を作り出すより、遥かに簡単に久留米市の発展が図れますよ」とアドバイスしているのですが・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDF31H0X_R30C17A8MM0000/
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