品質偽装は被害甚大なので、再発防止のため重く罰する必要

粉飾決算は悪いことですが、他人への迷惑は限定的です。粉飾を知らずに株を買った投資家は損するでしょうが、おかげで株が高く売れた投資家もいるわけです。粉飾がバレないうちに赤字が解消し、何事も無かったかのように企業が存続し続ける可能性(結局最後まで粉飾がバレない)も決して小さくありません。

一方、品質偽装は他人への迷惑が計り知れません。今回の場合、部品等の交換には莫大なコストがかかるでしょうし、悪くすると新幹線部品の強度不足などは乗客の生命の危険にも繋がりかねません。

日本の裁判は、一般に刑が軽いです。犯人や家族等が社会的制裁を受ける事まで考えれば、厳罰は不要である、という事なのでしょう。しかし、本件のような品質偽装詐欺の場合は重く罰すべきだと思います。絶対に再発を防止しなければなりません。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22241110T11C17A0MM8000/

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