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新しい言葉についていくことを止めない

60歳、70歳になっても楽しく仕事をしていくには、新しいこと、新しい言葉にはずっとついて行かないといけないんだろうなぁ、というお話。

この記事は、2021年30/100冊目「デジタル時代の基礎知識『BtoBマーケティング』」を読んだ影響で考えたものです。

マーケティングオートメーション(MA)などを使ったBtoBマーケティングを本当に基礎から学べる良書でした。最後には「どういう組織体制で行くべきか」とか「外部に委託する場合のポイントはどういうところか」まで言及してあって、幅広い方々のお役に立つ本じゃないかな、と思います。

中身については「ぜひ読んでください」と言うに留めるとして、すごく印象に残ったのは「リードジェネレーション」「リードナーチャリング」といった言葉でした。

マーケティングの専門の方の世界ではずっと使われてる言葉なのかもしれませんが、なんだか自然に自分の中に入ってこない、とっても新しい感覚の言葉。本を読んだ後の僕は大丈夫だけれど、この言葉を初めて聞く場面が誰かとの会話だったら、わかってるふりをしただろうと思います。

そこから思うのは「こういう新しい言葉に、いつまで違和感なく喰らいついていけるんだろう」ということでした。

新しい概念、新しい言葉はずっと現れ続けるでしょう。新しい技術が開発され、できることが増えれば、新しい言葉が生まれ続けます。これを止めることはできない。

でも、ずっとついていくのはなかなかつらいものです。40歳手前の僕はまだまだ大丈夫ですが、これが60歳、70歳になって果たして同じように言えるのか。周りの60歳70歳を見てると、なかなかそうはいかないんじゃないか、と思うわけです。ただ、新しい言葉について行き続けてる60歳,70歳ももちろんいるんですよね。

その違いは何か。

それはきっと、「どこかで歩みを止めたか否か」なんじゃないかと思うんです。

ゴールはどこにあるかわからないけど、止まったら進めなくなるゲームを僕らはプレイしている。止まってもすぐに死んじゃうわけじゃないし、それまでの貯金でしばらくはやっていけるんだけど、いつかその貯金が役に立たなくなる日が来る。

だから、もしゲームをプレイし続けたいなら、時代にキャッチアップし続けなきゃいけない。リードする必要はないけれど、遅れすぎないようにしないといけない。

「定年を迎えれば、あとの人生は消化試合」なんてことはない。70歳まで働けとは言われてるし、僕はできれば人生が終わる日まで働いていたい(正社員でいたいというわけじゃなく)。

だとすると、とにかく新しいこと、最新のことを学ぶことを止めちゃあいけないんだな、と改めて思いました。

なんてことはないただの感想ですが、備忘まで。

あ、「そもそも、自分はどんな人生を生きていきたいんだろう。死ぬ前まで働きたいのかな、わかんないな」なんて人には、コーチングがおススメですよ。その質問に対する答えに直接たどり着きはしないかもしれませんが、きっといいヒントになります。


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笠岡司/セールスイネーブルメントとコーチング
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