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Unityは可能性だらけだった

(約 2,200文字の記事です。)

あまり深く触っていないのですが、軽く情報収集しただけでも、Unityはかなり日本のアニメや動画表現に合うツールだと思った。


日本のアニメ表現によく合う

ゲームエンジンだと考えると、だいぶ遠くにある物だと感じる。だが、少し見方を変えるとトゥーン調の静止画も動画も、ゲームのようなインタラクティブな表現に利用できるツールなので、これはもうゲームエンジンと考えるよりもレンダラーと考えたほうがよさそうだ。多分そのほうが便利に応用できる。

よく分からないが、去年にはUnity内での仕組みが大きく変わる年になったようで、URPの解説があった。私はたまたまUnityToonShader2.0を検索していてURPという単語は何?と思って調べて上記を見つけ出したわけだが、上記動画内ので色々な「エフェクトの適用や切替え」方法がとてもスマートだと感じた。

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特にタチコマっぽいキャラの、柱の奥に透けて見える表現の切替え方法など、とてもスマートで分かりやすい実装だと感じた。線画の調整も簡単。

日本語情報が豊富

Unityは元々2Dも3Dも扱えるようにできている。そして線画処理にも強い。なので、実は日本人好みの見栄えにとても相性がいいと思った。UE4を学んだときの「なんだこれ?感」をあまり感じない。むしろスッと入っていく。

特に日本語情報や日本語による解説が充実している点がUE4と圧倒的な違いだ。例えば上記動画を素人が見ても「うん、今後はURPがメインで、何だか色々とやりやすくなったようだし、拡張性も高まったんだな」と言うことが分かる。対してUE4で上記相当の動画はほぼ100%英語による動画であり、しかもここまで丁寧じゃない。なのでいつまで経ってもUE4の中身の理解がちんぷんかんぷんだ。

加えてUnityはとにかく日本語書籍が圧倒的に多い。3DCGに限らずソフトウェアを学ぶときの最短距離は、良書を買って一巡するように手を動かすことだ。Wordでもエクセルでも、PhotoshopでもCLIP STUDIO PAINTでも。それをやらないで何となく触っていると試行錯誤の時間ばかりが取られて「それ、あの本の何ページに見開きで解説されているよ」という15分作業に何時間も持って行かれるので、永遠にスキルが高まらない。

良書での効率的な学習

ソフトウェア学習で最も避けるべきことは「車輪の再発明」なのだ。枯れて手順が決まり切った内容は、試行錯誤して見つけ出すのではなくて良書から学ぶ・理解する・暗記する、これで済むのだ。

Unityにはその土壌が十分にある。そして、これはまだ直感だが、私は今後、Unityメインで3DCGに関わるかも知れない、という予感がある。

自分のフィールドはUnityだと思った

また上記動画を見ていて感じた事は、私はキャラクターモデリングやセットアップよりも、UI周り、シェーダー周りの「見栄え」に関する処理を最も得意とするエンジニアになるような気がしている。

「何を見せるか」よりも「どう見せるか・演出するか」のほうがはるかに食指が動く予感があるのだ。キャラクターを作ったり衣装を考えるのは前者だし、レンダリングや影の出来映え、光学エフェクトは後者になる。

そして後者ほどプログラミング的なアプローチになる。どうしても演算処理の結果に縛られるので演算プロセスやパイプラインに関する知識が必要になる。そして自分はそっちのほうが燃える気がしているのだ(笑)

確定申告作業を終えたら、多分、寝食を忘れてUnityの学習に入ると思う。


多分、ようやく、自分の「フィールド」が決まった。

これまでZbrush、Fusion 360、Twinmotion、UE4、Blender、MMD、サブスタンス3Dペインター、CLIP STUDIO PAINTを触ってきたが、多分、自分の本当のメインフィールドは、Unityだと感じた。

だからUnityの学習にはコストをかけても効率を上げて学ぼうと思った。既にUnityちゃんトゥーンシェーダーの学習本も発注した。


多分、Unityとの出会いが私の人生のターニングポイントになる。そんな気がしている。ようやく自分が求める表現ができるフィールドに辿り着いた。

いや、何年も前からそこにあったが、きっとこのタイミングだったのだろう。Unity 2021もいずれLTSになる。URPの実装も固まったみたいだし。

飲酒と酩酊による現実逃避の時間を、Unityの学習と試行錯誤とブログ執筆に切替えるときが来たようだ。

酔って無駄な時間を過ごすよりもはるかにワクワクする場所を見つけた。


今回の創作活動は約30分(累積 約2,720時間)
(738回目のnote更新)

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(カテゴリ:Unity)


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大和 司
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊