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私の中の住人たち | 詩

誰かと比べるために生きていたら

いつしか息が詰まってしまうから


自分らしさを誰かで測っていたら

秘めたる思いを曝け出せないから


誰かの敷いた軌道に乗り続けたら

踏み出すのを躊躇ってしまうから


ずっと耳を塞いでばかりでいたら

温かな声々が聞こえなくなるから


大人になってずっと怠けていたら

本気の出し方を忘れてしまうから


口より先に己の言葉を発しないと

思いは届かなくなってしまうから


ひとつの義務感に追われていたら

余裕ある行動が出来なくなるから


立ちはだかる壁に挑み続けないと

いつまでも尻込みしてしまうから


ずっと下の方だけを向いていたら

光すら見えなくなってしまうから


心折れずに前に突き進んでいれば

必ず報われる日がやってくるから



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タダノツカサ
最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!