シェア
ほんのちょっとだけ、 シゲキをくれないか?
代わりに貰うよ。 彼に渡すはずだったソレ。
酒を呑めど 泥沼に溺れぬ人に 憧れを抱いた。
異端者とは 前触れもなく 突然姿を現すのだ。
無意識に 君に焦点を合わせてしまう 僕の瞳。
投了? いえいえ、 布石を打ってるのですよ。
『元気か自分』 過去の僕がそう語りかける。
季節が巡る。 でも 僕の時計は あの日のまま。
「だって仕方がなかったもの。あの時は…」
匙を投げた此の街には、 破落戸しか残らず。
翳した正義の矛先に滴る 罪無き群れの鮮血。
すみません。 今日は何も思いつかないです。
もう疲れたよ。 人前で笑顔を取り繕うのも。
本当は大丈夫じゃないのに 平然を装うんだ。