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#021 夢中で進んできた道を。

今日は私のキャリアの話と、子どもたちの将来についての話。

野村証券か野村総研の調べによると、日本の給与所得者全体の中で、2,000万円を超える人の割合は0.6%しかいないそうです。一方で、資産が5,000万円を超える世帯、いわゆる準富裕層以上の世帯は、日本の全世帯数の8.7%を占めるそうです。

うすうす分かっていました、私も。22歳で社会人になって、20年ちょっと働いてきました。自分の能力が上がることで、収入も増えると信じて、5年スパンで目標年収を設定して、馬車馬のように、ほんと、馬車馬という言葉がピッタリで、一日のほとんどの時間を仕事に割いてきた結果として、目標年収を毎回、ちょっと早めに更新して、今の位置まで登ってきました。今が何合目でしょうか、まだ5合目に行ったか、行ってないか。ここから頂きを眺めてみると、正確には「頂きあたりにいる人たち」の上り方を眺めてみると、この山には途中で大きなキャズムというか、クレパスというか、割れ目が存在していることに気が付きました。

誰かに雇ってもらっている人には到底越えられない、深く大きい谷。私も経営者の端くれですが、海外法人の親会社、そして、その先にはオーナーがいて、私は経営者、と聞こえはよいですが、結局のところ、給与所得者です。

この谷を越えるには、自分がオーナーとなって、ビジネスの勝負に打って出なければ、そして、その勝負に勝たなければ、いけないことはもう分かっています。いや、たぶん、10年くらい前には気がついていました。

さて、私もそろそろ山頂に登る準備をしなければいけない、と思うのです。もちろん、今の仕事を辞めるということではないのですが、おかげさまで、2年前にコンサルファームを辞めた時から、個人でコンサルのお話を頂けていて、つながりや伝手も継続できています。そして、コンサルの仕事だけでなく、職業:経営者もしくは投資家という道も見えてきました。ようやく、大きく深い谷を越えるための目標を立てることができます。

さて、この手の話を小6の長男には、彼が小学生になったくらいから、ちょちょことしていたからか、長男は、将来、投資家になりたい、と口にします。ニュースに出てくる企業を、勤めたい会社というよりも、投資したい会社かどうか、という目線で話をしてきます。小6で受験勉強している環境だと、周りの子も含めて、将来の夢が結構、明確な形で見えているようで、○○大学に入ってAIの企業に入りたいとか、△△大学に行って航空会社に入りたいとか。そんな中、我が家の長男さんは、投資家になるのに大学とか、就職って必要?と言っているわけです、なんとも頼もしく見えます。いいんですよ、もうあなたの時代は企業に就職することがゴールの時代ではありませんから。

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