政治講座ⅴ1488「気を付けよう甘い言葉と暗い夜道!中国共産党の宗教・民族弾圧。」
「解放」という言葉を使いながら武力制圧をした中国共産党の本性・本質は「弾圧」である。解放軍ではなく弾圧軍が正しい名称であろう。今回はチベットの宗教を弾圧している記事を紹介する。気を付けよう甘い言葉と暗い夜道!
皇紀2683年11月13日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
チベット仏教「法に基づいて寺院の管理強化」…報告書で「宗教の中国化」を正当化
読売新聞 によるストーリー • 19 時間
【上海=田村美穂】中国国務院(中央政府)は10日、チベット自治区統治の成果をまとめた白書を発表した。チベット族を含む少数民族政策に対する批判が米欧などで強まっているのに対し、統治の正統性をアピールする狙いがあるようだ。
白書では、チベット族が信仰するチベット仏教を巡り、「法に基づいて寺院の管理を強化、改善し、調和を促した」と強調した。政府が宗教を管理することで秩序が保たれたと誇示し、政策を正当化した。
習近平(シージンピン)政権は、宗教を中国共産党の指導の下に置く「宗教の中国化」を掲げる。今後もこの政策を推し進め、自治区で宗教を管理する必要があるとしている。
白書では、チベット族の言語・文化を保護する取り組みや所得増加もアピールした。習政権が発足した2012年以降、チベット族などに配慮し、自治区の発展を重視してきたと主張している。
中国政府、白書で「チベット」英語表記を「シーザン」に変更 中国色強める狙いか
19 時間
【北京=三塚聖平】中国政府は11日までに、チベット自治区の統治状況についてまとめた白書を公表した。その英語版で自治区の地名として、従来の「チベット(TIBET)」ではなく、チベットの中国語「西蔵」の発音に当たる「シーザン(XIZANG)」を使った。チベットの中国色を強め、米欧などによる人権侵害批判を内政干渉としてはねつける狙いがあるとみられる。
中国政府が2021年5月に公表したチベットに関する白書では、英語表記を「チベット」としていた。中国当局が英語表記を「シーザン」に変える動きを積極化させていると指摘されており、その一環とみられる。
白書では、チベット統治に関して「中国共産党の指導」や「宗教の中国化の方向性」を堅持するとの方針を強調した。習近平政権は国内の各宗教に対し、中国の社会主義に適応した思想に転換するよう求めている。
また、習氏が党総書記に就任した12年からの10年間で、チベットの住民1人当たりの可処分所得が3倍余り拡大したと強調。チベット統治が「歴史的な成果」を挙げたと主張した。
参考文献・参考資料
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