政治講座ⅴ1224「美人計(兵法三十六計)」
中国の外交でよく使われる謀略に「美人計」がある。つまり、ハニートラップで弱みを握るために日常茶飯事であるようである。故安倍元首相の話に日本の某外務大臣が其の計略にはまったという話をしていた。故安倍元首相はその女性を断ったら、中国の外交担当は首相は趣味が男性と思われたのであろうか男をあてがってきたという話を聞いたことがある。呵々。
翻って、「美人計」のご本家の中国でも日常茶飯事であろう。今回はそのような報道記事を紹介する。
皇紀2683年7月25日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
「消えた中国外相」に飛び出す仰天原因!「美人スパイと不貞して粛清された」は本当か
アサ芸biz によるストーリー • 36 分前
「消えた中国外相」に飛び出す仰天原因!「美人スパイと不貞して粛清された」は本当か© アサ芸biz
6月25日のスリランカ外相らとの会談を最後に表舞台から忽然と姿を消してしまった中国の秦剛外相。その行方や原因については様々な憶測が流れており、今や世界が注目している。
秦氏は57歳。外交官を経て、2021年4月に駐米大使に就任。その後1年半あまりで昨年12月末には習近平主席の鶴の一声により、駐米大使からいきなり史上最年少で外交部長(外相)に抜擢されたという超エリートだ。
「通常、国務院の閣僚人事は、3月の全人代で任命されるため、全人代前に任命されるケースは異例中の異例。しかも、途中の外務次官というポストを飛び越え、いきなり外相への抜擢ですから、習氏がどれほど秦氏を買っていたかがわかります。米国官僚らとの太いパイプを持つ彼を外相にすることで、対米関係の早期修復を図りたかったのかもしれません。ただ、外交部内では、この異例とも言える出世に嫉妬の声も多かったと伝えられています」(中国ウォッチャー)
そんな対米外交の要が突然表舞台から消えてしまった。イエレン米財務長官の訪中時も、ケリー米大統領気候変動担当特使の訪中時も姿をみせず、7月14日にジャカルタで開かれたASEAN地域フォーラム外相会議には、急きょ、中国外交担当トップの王毅共産党政治局員が参加するという異例の事態である。
「中国政府は泰氏の不在について健康上の問題を理由に挙げていますが、先週末、台湾紙の聯合報(電子版)などが『秦剛外相は、香港フェニックステレビの著名な女性ジャーナリストとの不貞関係が原因で更迭された』と大々的に報道しました。このニュースがSNSを通じ、瞬く間に世界を駆け巡ることになったわけです」(前出・ウォッチャー)
女性ジャーナリストとは、同局の美人キャスター傅暁田氏のことで、記事によれば傅氏は2022年11月に秦氏の子供を出産している、という。
「傅氏は1983年生まれ、英国ケンブリッジ大学チャーチル学院などを経て、2009年にフェニックステレビに入社。2013年からは『風雲対話』という対談番組の看板キャスターを務め、安倍晋三首相(当時)や、キッシンジャー元米国務長官など、世界の政治家と対談してきた実績を持ちます。2人は、22年3月に放送された同番組でキャスターとゲストとして知りあったとされますが、その後不貞が報じられ、彼女は、突然番組キャスターを降板、単独で米国に移住し、11月に米国で未婚のまま男児を出産したことを自身のブログで報告しています。その後もブログには秦氏の誕生日前夜に『パパ、誕生日おめでとう』と赤ちゃんの写真を添えてコメント。翌日には削除されましたが、こういった『におわせ』が続いたことで、2人の間に愛情のもつれによるなんらかのトラブルがあったのではないか、との噂も広がっているんです」(前出・ウォッチャー)
そんな中で起こった今回の秦氏の不在問題に、SNS上では《傅暁田が実はダブルスパイで米国に情報提供していたことが発覚したため粛清されたのでは》《異例の出世に対する反発から権力闘争に巻き込まれ失脚したのだろう》などの見方が飛び交うことになった。
中国外務省の毛寧副報道局長は7月17日の記者会見で、秦氏の問題に触れ、外交への影響については「正常に行われている」と強調したものの、不在については「状況を把握していない」と言葉を濁した。
不貞、ダブルスパイ、粛清…謎は深まるばかりなのだ。
(灯倫太郎)
中国外相、動静不明1カ月=外交影響も情報公開なし
2 時間前
【北京時事】中国の秦剛国務委員兼外相の動静が途絶えて25日で1カ月。「外交の顔」の長期不在という異例の事態だが、中国外務省から説明はなく、重病や女性問題、権力闘争説など臆測が拡大し、外交日程にも影響が生じている。
秦氏が最後に公の場に姿を現したのは6月25日のロシア外務次官らとの会談だ。中国外務省は今月11日、秦氏が「体調」を理由に東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議を欠席すると発表。前任者で外交トップの王毅共産党政治局員が代理出席した。同省の定例会見では、海外メディアが秦氏に関し質問しているが、報道官は「提供できる情報はない」の一点張りで、公式ホームページにそのやりとりは掲載されていない。
秦氏の動向を巡っては、香港や台湾のメディアが新型コロナウイルスに感染したとの観測や、女性ジャーナリストとの不倫関係が問題視され当局の調査を受けているとの真偽不明の情報を伝えている。ところが中国の官製メディアは、秦氏の問題を一切取り上げていない。
中国の著名論客、胡錫進氏はSNSに「ある事柄が秘密で、公の議論になじまないのは理解できるが、こうした状況は短期間であるべきだ」と投稿。名指しは避けているが、秦氏に関する情報公開を促したと受け止められている。
対外的な影響も表面化し始めた。米ブルームバーグ通信は21日、クレバリー英外相が月内に予定していた中国訪問を延期したと報道。ブリンケン米国務長官は先月訪中した際、秦氏の訪米を招請したが、実現が不透明な状態が続いている。
中国国営新華社通信は24日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が25日に開かれると報じた。高官の任免を審議するといい、秦氏について何らかの決定が下される可能性もある。
中国外相を解任
共同通信社 によるストーリー • 1 時間前
【北京共同】新華社電によると、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は25日の会議で、秦剛外相を解任する人事を決めた。
参考文献・参考資料
「消えた中国外相」に飛び出す仰天原因!「美人スパイと不貞して粛清された」は本当か (msn.com)
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