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政治講座ⅴ1983「皇帝から囚人に」

 確か、ロシアも民主主義国だったよね!
 邪魔者は暗殺で消すことはお家芸のロシア。
 言論ではなく暗殺という暴力が闊歩するロシア。
 暗殺された夫に対する妻の怨念が渦巻いている。
 因果応報となるか。
 今回はそのような報道記事を紹介する。
     皇紀2684年10月22日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

報道記事紹介

プーチン氏、「皇帝から囚人に」転落を ナワリヌイ氏妻

AFPBB News によるストーリー

プーチン氏、「皇帝から囚人に」転落を ナワリヌイ氏妻© Craig Barritt / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP

【AFP=時事】今年2月に獄死したロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏は20日付の英紙サンデー・タイムズに掲載されたインタビュー記事の中で、ウラジーミル・プーチン大統領がいつの日か「ロシアの皇帝から普通の囚人」に転落することを望むと語った。


プーチン氏、「皇帝から囚人に」転落を ナワリヌイ氏妻© Heikki Saukkomaa / Lehtikuva / AFP

 22日にナワリヌイ氏の回顧録が出版されるのを前に行われたインタビューで、ナワルナヤ氏は、プーチン氏の最大の政敵だった夫の仕事を引き継ぐと表明。ただし、そのためにロシアに戻るつもりはないと述べた。

 ロシアは7月、ナワルナヤ氏を「テロリスト」と「過激派」のリストに追加。逮捕状も発行している。

 ナワルナヤ氏は一方、ナワリヌイ氏が死亡した場合にロシアの反体制派運動を率いることについて夫と話し合ったことは一度もなかったと明かした。

「夫はこうした政治的で危険なことから私を遠ざけたがっていたと思う」。ナワルナヤ氏はしかし、「他に選択肢がないことに気づいた。もちろん黙っていることもできる。でも、それは私ではない。ロシアをあきらめるつもりはない」と語った。

 プーチン氏に対する気持ちを問われると、同氏を憎んではいないとしながら、「私の夫がそうであったように」彼が投獄されるのを見たいと告白。「彼がロシアの皇帝のような存在から、普通の囚人になることを望む」と話した。

 ナワリヌイ氏が亡くなる前にロシアと欧米の間で議論されていた囚人交換の見通しについては、「やや懐疑的」だったと振り返った。

「プーチン氏との交渉がどのようなものか分かっている」「彼は常にうそをつく。(囚人交換が)あすにでも実現するとはまったく思わなかった」(c)AFP【翻訳編集】AFPBB News

ナワリヌイ氏妻、いつの日か帰国し大統領選に出馬 BBCに語る

Reuters によるストーリー

10月21日、 今年2月に獄死したロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏(写真)は英BBCに対し、プーチン大統領が権力を失えば、いつの日かロシアに帰り、大統領選に立候補すると語った。独ドレスデンで5月撮影(2024年 ロイター/Lisi Niesner)© Thomson Reuters

[モスクワ 21日 ロイター] - 今年2月に獄死したロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏は英BBCに対し、プーチン大統領が権力を失えば、いつの日かロシアに帰り、大統領選に立候補すると語った。

同氏は「私の政敵はプーチンだ。私は彼の政権をできる限り早く崩壊させるため、あらゆることをするつもりだ」と発言。時が来れば「候補者として選挙に参加する」と述べた。

プーチン氏が権力の座にある間はロシアには戻らないとも発言した。

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