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政治講座v1751「ロシアの侵略が危惧される日本」

  ロシアの矛先が日本に向かわないとも限らない。戦争を忌避したいが、侵攻してきたら、黙って無抵抗で日本領土を明け渡すわけにはいかない。ロシアが不法占拠している北方領土には未だ、日本人の遺骨が眠っている。
そして、ロシアの侵略で国民の生命・財産・領土・治安が脅かされる。これを座して受け入れることはできない。その時のための準備はしておく必要がある。ただ、自国の領土を米国にすべてを頼ることはできない。この準備を怠ると、ウクライナのように侵略され、戦うための「武器がない、弾丸がない、資金がない」などと騒ぎ立てて他国に武器や戦争資金の拠出を嘆願することになる。他山の石として、準備を進めるべきであろう。米国に防衛を期待過ぎるのではなく、自国の防衛は自分で守るべきである。そして、集団防衛できるなら心強いが、日本を侵略するとひどい目に合うという強い自衛隊と同盟国の強い団結の姿を見せておく必要がある。今回はロシア軍がNATO加盟国へ攻撃準備という報道記事を紹介する。

     皇紀2684年4月23日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

ロシア軍がNATO加盟国へ攻撃準備、ドイツ軍トップが警戒「5~8年以内に」プーチン大統領、新たな侵攻に打って出る恐れ

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ロシア軍のウクライナ侵攻開始から約2年2カ月が経過したが、プーチン大統領はさらに戦線を拡大するのか。ドイツ軍トップは、「ロシア軍が5~8年以内に北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃する準備が整う」と述べた。

ロイター通信などによると、ドイツ軍トップのカルステン・ブロイアー総監は17日、訪問先のポーランドで記者団に対し、「(ロシア軍に)攻撃されるとは言わないが可能性はある。私たちが見据えるのは5~8年後の脅威だ」と述べ、ロシアがウクライナ戦争の影響を受けた軍を再建すれば、5~8年以内にNATO加盟国を攻撃する軍事的準備が整う可能性があると述べた。「ロシアは大量の軍需品を生産しているが、全てをウクライナの前線に投入しているわけではない」とも指摘した。

NATO加盟国32カ国のうち、ノルウェー、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドの6カ国がロシアと国境を接している。欧州諸国はロシアへの抑止力強化で軍備増強を進めている。

米国は、ロシアが中国や北朝鮮、イランとの結び付きを通じて兵器生産を強化していると警戒している。バイデン米大統領は昨年12月、「もしプーチン氏がウクライナを取れば、そこで止まらない」と述べ、ロシアがウクライナに勝利すればNATO加盟国を攻撃する恐れがあると発言した。

これに対しプーチン氏は、「ロシアがNATO加盟国と戦う理由や利益は経済的にも軍事的にも地政学的にもない」と侵攻の意図を否定している一方で昨年12月には、ロシア軍を最大17万人増員して132万人に増やす大統領令に署名するなど軍の増強を続けている。

今年2月には北欧のスウェーデンがNATOに加盟した。バルト海をNATO加盟国が取り囲む形となり、同海に拠点のひとつを置くロシア海軍が封じ込められる可能性が指摘されている。

プーチン氏は3月の大統領選で「圧勝」し、5月の就任式で正式に次期大統領に就く。任期は2030年までの6年間ある。ドイツ軍トップが警戒するように、プーチン氏は任期中に新たな侵攻に打って出る恐れもある。


参考文献・参考資料

ロシア軍がNATO加盟国へ攻撃準備、ドイツ軍トップが警戒「5~8年以内に」プーチン大統領、新たな侵攻に打って出る恐れ (msn.com)

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