【"Cheat"GPT】知識ゼロでプログラミング:GPT4の40回制限のタイマーをタブに表示するmod
ChatGPTの華、コード生成である。知識ゼロ「からの」プログラミングではなく知識ゼロ「で」なのである。学ぶ気は一切ないわけである。
実際俺はプログラムの勉強をしたことがなかったのを勿怪の幸いと、ChatGPTが登場した時からコード生成機能をかなり使った。あっさり作れるような評判をよく聞くけれども、実際はまったくそんなことはないのである。
そして、まったくの知識ゼロ野郎がコード生成に取り組む話はまだ一度も聞いたことがないのである。知識ゼロ野郎による画像生成もテキスト生成も山ほどあるけれどもコード生成はついぞ見ない。知識ゼロだとどうなるか、どこでいらつくかという流れは結構いつも同じで、一般化できそうなのである。
俺がこの1年で作ってきたプログラムは、基本的に俺以外誰も必要としないようなものばかりだった。誰もが必要とするプログラムなら、世界の誰かが作っているのでそれをダウンロードすればいいだけだからだ。だからなかなか知識ゼロプログラミングの話をしたくてもできない、といういかんともしがたい矛盾があるのも実情。AIにおいて、共有は凶有である。
だが、灯台下暗しというかChatGPTのモッドのようなものであればあまり誰も作っておらず、しかもわりとニーズがありそうである。ChatGPT4は3時間40回というリミットがあるけれども、一体今現在何回なのか、制限時間はいつなのかということが明示されない。「さあ、このタスクをよろしく!」と打ち込んだら「リミットです。」と蹴られてしまう展開も多い。それを解消し、現在の質問回数とセッションの残り時間がタブタイトルに表示されてわかるモッドである。
ChatGPT4 40回制限のルールを整理しておこう。
おそらくこういうルールだろうけれども、それをきちんとセッション開始から今何時間経っており、何回質問したかということがわかれば使いやすくなる。
いまだ世間はChatGPTやAIへの過大評価が続く「転校生ムード」が色濃いが、俺はこのプログラムを作りながら、もうすこし現実に立脚した知識ゼロでのプログラミングの手法と学習アプローチをまとめ、以下に記録した。素人なので細かい用語や表現が間違えていたら申し訳ない。
■初診
知識ゼロの場合、まずは文句から入るのが基本である。愚痴を言うことで目的がChatGPTに明確になるからである。
この場合では「ChatGPTの40回制限なんてほんと糞過ぎでしょ」「せめて質問回数がわかるように表示しろよ」とか姑風にぐちぐちいろいろ言う。「いやあ、すいません」とChatGPTが言う。これで準備オッケ。
「ではtampermonkey(←ブラウザをコントロールするコードが動かせるクロームの拡張機能)を使って、このカウントやリミットまでのタイマーを表示するコードを作成できますか。」
とプログラミングをはじめていく。tampermonkeyというものを最近俺はたまたま知っていたのである。もしこういうこともわからない状態であれば、いろいろアプローチ方法から聞いてみればいい。
𓁨𓁨𓁨知識ゼロプログラミングのポイント𓀽𓀽𓀽
まったく何から手をつければいいのかわからないので、まずなにをしたいかという目的を愚痴ることによって伝え、自動化する方法を聞く。
𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨𓁨
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