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薄いスマホスタンド&タブレットスタンド「MOFT X」がやってきた
昨日Makuakeでのキャンペーンが終わったMOFT Xだけど、僕はKickstarterのキャンペーンで支援していたので、ちょっと早く手元に届いた。スマートフォン用をiPhoneに、タブレット用をSurface Goにつけて10日ほど使っているけど、どちらもかなり満足している。
MOFT Xがやってきた
MOFT XはMOFTによる新しいスマートフォンスタンド、タブレットスタンド。タブレットやスマートフォンの背面に板状のMOFT Xを貼る、折り畳み式のスタンドとして使う。海外でKickstarterでのクラウドファンディングを大成功で納めた後、国内でMakuakeでのクラウドファンディングを行い、こちらも目標金額の100倍超という大成功で昨日終了した。
現在の入手方法はひとまず公式ストアからということになると思う。こちらから購入したことはないが、$34以上の注文で海外発送無料になるようだ。現在、12月25日までのクリスマスセールが行われている(その直前まではBlack Fridayセールをしていた気がする)。
僕はKickstarterで支援して、スマートフォン用とタブレット用のセットを入手した。今回はCZUR AURAのときのようなドタバタはなかったけど、中国からの国際郵便を受けるのは初めてで、思ったより発想から到着まで日数がかかった。郵便局の追跡サービスでの表示から抜粋すると、こんな具合だった。
11月9日 22:30 引受 取扱局:CHINA
11月13日17:21 国際交換局に到着 取扱局:ZHENGZHOU(CHINA)
11月14日04:16 国際交換局から発送 取扱局:ZHENGZHOU EM(CHINA)
11月22日15:50 国際交換局に到着 取扱局:川崎東郵便局(神奈川県)
11月23日09:00 通関手続中 取扱局:川崎東郵便局(神奈川県)
11月23日13:00 国際交換局から発送 取扱局:川崎東郵便局(神奈川県)
この後、翌24日に自宅最寄りの郵便局に届き、25日には自宅に届いた。16日間の旅路、それも日本に届くまでに13日間かかっており、中国が遠い。CZUR AURAは返品交換時のやり取りからすると、海外分は米国のロジスティックパートナーから発送ということをしていたようなのだけど、なんとなくこの辺が理由かなと思ったりした。
MOFT X Phone StandをiPhoneに
スマートフォン用の製品がMOFT X Phone Stand。これはiPhone 7につけることにした。ただし元々はソフトケースをつけてその上にスマホリング(指を通すホールド用のリング)をつけて使っていたので、同様にソフトケースに貼りつける形にした。
MOFT Xは貼りつける面に長方形のプレートと、スタンドになる砂時計型のプレートの二枚が合わさった形で、厚さは合わせて5mm弱。この砂時計型プレートの方を折って立てると、台形型のスタンドになる。縦置きにできるのはもちろん、この台形の傾斜がちょうどよい角度をつけてくれて、横置きにもできる。折り曲げたスタンド部は、手持ち時のリングがわりにもなる。リングのようにしっかりしたホールド感にはならないけど、思ったより生地が指に吸い付いてくれる感じだ。
Phone Stand固有だけの仕掛けとして、スタンド部の裏、2枚のプレートの間がカード3枚収納のポケットになっている。また裏が両面テープの小さなマグネットプレートが付いてきたのだけど、これを壁面に貼っておいてMOFT X側の内蔵磁石とつけることでスマホの壁掛けができる。スマホを定位置に固定したい、例えば運転席などではホルダー式などより脱着が楽で重宝しそうだ。
MOFT X Tablet StandをSurface Goに
タブレット用の製品がMOFT X Tablet Stand。こちらはSurface Goにつけた。
Surface Goにはもともと背面にキックスタンドが内蔵されているので、これをわざわざ置き換えてしまうことになる。Phone StandにはないTablet Standならではの仕掛けに、横置き時にスタンドをもう一折して角度を緩めることができるが、内蔵スタンドは無段階なのでこれに劣る。そのかわり、MOFT Xでは縦置きができるようになる。また手持ちした時に、MOFT Xが指の引っ掛かりを作ってくれる。
貼付け時には一度で位置が決まらず、貼直ししやすい特別な糊という触れ込みを信じてやり直したが、たしかに跡も残らなかったし貼直し後の強度もいまのところ問題ない。小さく軽いスマートフォンでは気にならないところだけど、横置き時にMOFT Xのスタンドの底辺と本体の底辺が平面上に並ぶように位置を気を付けると、安定する。Surface Goでは本体裏面カメラ周辺の濃いグレーの部分に少し重なるぐらいの位置がいいようだ。
もう一つ、前述した「もう一折」で角度調整ができるのは、「MOFT」の刻印に向かって右側だけになっている。こちら側が横置き時に底面に来るように気を付けたほうがいい。
重量や厚さは、特に気になることはなかった。また角度の自由度が減る横置きでの利用も、いまのところ内蔵スタンドからMOFT Xにかえて特に不便を感じてはいない。縦置きができること、縦持ちがしやすくなることで、読書での利用が増えた。
買って使って思ったこと
スマートフォン用のPhone Standとタブレット用のTablet Standのセットを購入したけど、それぞれ感想は違う。
iPhoneには、これまで使っていたスマホリングからMOFT X Phone Standに変えた。どちらも「指をかけられ」「スタンドにもなる」を売りにしているけど、使い比べてみると指をかけるならスマホリングに長があるし、スタンドとしてはMOFT Xに長がある。使い方の好みや、カード収納、マグネットで固定などのニーズがあるかどうかで好みが分かれそうだ。
僕の使い方は手持ち中心から机置き中心にシフトしてきているが、改札をApple Payで通るときの逆さ持ちのような場面ではちょっとスマホリングに比べた時の不便を感じる。多分MOFT Xで使い続けると思うけど、リングに戻る可能性もないではないな、と思っている。
Suraface Goは、内蔵スタンドからMOFT X Tablet Standに変えたけど、こちらは無条件に気に入っている。すでに書いた通り、縦置きができること、縦持ちがしやすくなることで、読書での利用が増えた。Suraface Goの利用場面、利用価値が増えたことになり、こちらはもう外せない。
Phone Standは悩みどころ、Tablet Standは手放せないという感じで分かれたけど、好みを除いて単純に機能や質感で言えば、値段に見合った満足感があった。当面使い続けるし、壊れたりしたら買いなおして使い次ぐと思う。