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1/19(日)文学フリマ京都9日記


 7時起床。文学フリマ京都当日。息子を預ける必要があるため今回はボランティアには参加できず。妻が仕事に出かけた後、翌日以降の朝ごはんの準備や息子の着替えなどを済ませる。息子は一刻も早く、義母の家に行きたそう。「はやくはやく!」と急かす。まだ8時。こんなに早くはあずけられないよ。ということで、コンビニでジュースを買ったり、公園で遊んだりしたりして何とか気を紛らわせる。

 9時30分に義母に息子を預ける。申し訳ない。自転車をかっ飛ばして、みやこめっせへ。ここにはお客さんとでしか来たことない。出店は初。900ブースくらいあるらしく、前回参加した東京文フリのビッグサイトのちょうど半分くらいの大きさに思った。だから、けっこう広いよねぇ。

 文フリ仲間と合流して、場のセッティング。「今宵はここまでに」の細かいことをしてくれている友人が今日いないため、レイアウトがとても心配だったが、ギリギリどうにかなった…!

 11時文フリ開始。前回同様、最初は全く売れない。それでもポツポツとお客さんが来てくれて、日記本や歌集に手を伸ばしてくれる。インスタグラムで繋がっている読書仲間も合流。店番も手伝ってくれた。売り方がとても上手で彼が担当してくれただけで、けっこう売れたんじゃないか。声かけの仕方も大事だなぁ。

 お陰様で、「今宵はここまでに」のアンソロジー歌集の手持ちは完売した。中には見本誌コーナーで、歌集を立ち読みして「どの短歌もすごく刺さって!」と狙って買いにきてくれた人がいた。嬉しさと驚きが混ざり合った状態で我々も興奮していた。こういうことがあるから、出してみるって大事だなって思うよね。

 私の日記散文集『駆け出すことができるかよ』を気に入ってくれた彼女も、京都文フリに来ていたのだけれど、彼女の周囲の方にも宣伝して下さったようで、こちらも想定以上の冊数が飛び立っていった。有難い。

 前回もそうだったけれど、後半にかけて疲労感がどーーん。最後らへんになって会場のブースを見て回る。何冊かを購入させて頂いた。あとになって、こんな面白そうなZINEがあったんだ! ということに気づき、やはり事前にチェックしておくことは大事だったなぁと後悔する(定番)。

 今回の購入本『ことばの足跡』(「あ〜ん」の46音から始まる言葉ごとにまとめたエッセイ集)、『暮らしことばでできている』(ネットや社会に埋もれていく言葉を集めた日記やエッセイ、対談の本)、『暮らすまいにち』(tomoも参加しているリレー日記。友人に送る分も購入)。こうやって見ると、「暮らし」とか「ことば」に興味があるんだなぁと気づく。

 16時。文学フリマ終了。過去一番の来場者だったらしい。片付けをそそくさと終わらせて、それぞれのZINEの売り上げ等を計算して解散。

 これまたそそくさと自転車を漕いで、義母の家に息子を迎えに行く。そのまま晩御飯をお世話になって、息子を風呂に入れて本日は終了。息子は疲れたのか大泣き。こちらも大泣きしたい気分だったが、我慢。ばぁばにも息子にも助けられた。ありがとね。


 こうやって文学フリマに出てみると、ZINEの世界は広くって深くって、そして自由だ。「自分が文学と感じるものは、なんだって売っていい」。出版社を通さないからこその熱量やオリジナリティ、ニッチさやコアさ。前回や今回は、日記本で参戦したけれど、次に出るなら創作や書評など、テーマを持って何かを作ってみたい。

 何はともあれ、今日出店された皆様、ご来場の皆様、なによりZINEを手にとって下さった皆々様、本当におつかれさま&ありがとうございました‼︎☺️


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